五十嵐大輔

2020年3月6日3 分

コロナショックの今だからこそ

最終更新: 2020年4月25日

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、お客様から「コロナの影響で景気が悪くなってるけど、投資を始めても大丈夫ですか?」と相談されました。

世間では投資家が悲鳴を上げていますが、始めるには良い機会と言えるでしょう。

ということで、本日のテーマは【コロナショックの今だからこそ】です。

コロナウィルスで債券買いが増加

今、世界中で騒動となっているコロナウィルスですが、経済にも大きな影響を与えています。

NYダウではリーマンショック以来の大幅下落が起き、多くの投資家が安全資産と言われる米国債権や金の買いに走りました。

昔は「有事の際の円買い」だったのですが、最近では円の魅力も薄れて来ているので、有事の際には、経済の中心であるアメリカドルや現物資産である金を買う人が増えています。

さらに「ここまで下がったら売るといった」AIやプログラムの影響も加わって、現在は実際の価値よりも大きく下がっていると言えるでしょう。

まだまだ収束しそうにない状態で、投資家の警戒ムードも続くでしょう。

しばらくは株式市場や企業にとっては耐える時期が続きそうです。

不景気こそ投資の始め時

中国経済をはじめ、経済に打撃を与えているコロナショックですが、リーマンショックやブラックマンデーなどでも市場は回復しているので、今の混乱も次第に落ち着いてはいくでしょう。

そういった局面で投資を行った人は、市場が回復すると共に大きく資産を増やしています。

歴史を振り返ってみても、強い不景気から戻るときほど資産増加も激しくなります。

仮想通貨など、景気が良い時に投資を始める人は多いですが、そういった時は高値を掴みやすい時期でもあります。

安く買って高く売るのが投資の基本です。

多くの人が投資をしたがらないことで価値よりも価格が安くなる。

そういった不景気だからこそのメリットもあるのです。

いかに感情を切り離せるか

市場が回復したら資産が増えるといっても、いつ回復するのか分からない状態で投資を行うのは怖いですよね。

端から見てれば言えますが、当事者になると分かっていても動けないことは多々あります。

投資で一番難しいのは感情のコントロールとも言われています。

人の意思は弱いもので、強気な人でも簡単に弱気になってしまいます。

そこで積立など、強制的な仕組みを作る事が大切になります。

積立は定期的に定額が投資されていきます。

それこそ、不景気でも関係なく投資することになります。

もちろん、運用者は必死に選定をしていると思いますが、私たちはいつも通りに生活していれば良いのです。

自分の意思とは関係なく、淡々と投資ができる。

これは積立の大きなメリットです。

そうして淡々と積み立てた資産が、市場の回復とともに資産が大きくなっていきます。

その時にしっかり増加させるためにも、気持ちに左右されない積立などで堅実に買い増しをしておくと良いでしょう。

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