五十嵐大輔

2020年4月15日3 分

老後資産を作って終わりじゃない

最終更新: 2020年4月25日

みなさま、こんにちは。DSKです。

以前、お客様からの相談で「いくら資産形成すれば安心ですか?」と聞かれたことがありました。

答えとしては「いくら使っても失くならないくらい」です。

資産形成をしても人間には「いつか失くなる」という不安は付き纏います。

資産形成だけでなく、その後も運用をしていくことが大切です。

ということで、本日のテーマは【老後資産を作って終わりじゃない】です。

一生かかっても使い切れない金額を作れますか?

資産形成の際に、まずは2000万を作ることを目標といている人は多いと思います。

ですが、せっかく資産を溜めても残念ながら不安を取り除くことはできないでしょう。

それは、どんな大きな資産であっても、取り崩していくだけでは「いつか失くなってしまう」からです。

いつか失くなるということは「失くなった後はどうしよう」という不安が出てくるからです。

仮に一生贅沢三昧し続けても、使い切れないほどの資産があれば安心できると思います。

しかし、そこまで大きな金額を作れる人は、ごく一部の人だけです。

そこで考えることは、入り続けるお金を作るということです。

資産形成から資産運用へ

では、お金が入り続けるにはどうすれば良いのでしょうか。

それは資産形成ができたら、その資産を運用し続けることです。

例えば、2000万を毎年100万取り崩していくと20年でなくなります。

これを年5%で運用したとしたら、毎年100万ずつ取り崩しても

1年目1900万→1995万

2年目1895万→1990万

という様に、資産をほとんど減らさずに取り崩す事ができます。

計算上400年間は、取り崩し続けることが可能となります。

400年あれば、いつか失くなるとしても安心感は全然違いますよね。

同じ2000万の原資でも、運用を併用するだけでこれだけ大きな違いがあるのです。

将来の目標に合わせて資産形成をする

今回は例として2000万で計算しましたが、同じ様に1億円資産形成することが出来れば、年5%で運用すれば毎年500万ずつ取り崩すことができます。

また取り崩す年数を400年から100年に減らせば、毎年の金額を増やしたり形成する資産を少なくすることもできます。

資産形成をゴールにしている人も多いですが、ゴールは「どんな生活がしたいのか」です。

そこから「いくら必要なのか」→「どんな運用を行えば良いのか」→「そのために必要な資産は」→「資産形成でいくら作ろう」です。

これから資産形成を始める人はもちろんですが、現状ある程度の資産があるという人も、資産形成だけで終わらずに、その先に運用があることを見据えての計画が必要になります。

資産形成を行うことは大切ですが、資産形成は入り口であって1つのステップだという認識が必要となります。

どう言った出口を目指すのか。

まずはそこを考え、そのための資産運用をするために、どれくらい資産形成をしていくか計画を立て、将来に向けて行動をしていきましょう。

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