五十嵐大輔

2020年4月25日3 分

老舗の大手生保はお勧め出来ない

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、友人から「保険を検討しようと思うんだけど、どこの会社がおすすめ?」と相談を受けました。

保障によって、お勧めの商品や会社は変わってくるので一概には言えませんが、大手生命保険会社はお勧め出来ません。

商品内容を比較しながら、最適なものを見つけましょう。

と言うことで本日のテーマは【老舗の大手生保はお勧め出来ない】です。

保険会社は大きく4つに分かれる

保険は気になるけど、保険会社ってどんなのがあるんだろうと気になる方もいると思います。

保険会社はかんぽ生命や共済を除いて、大きく大手生保系、損保系、外資系、異業種系の4つに分けられます。

それぞれの特徴として

大手生保系は、日本生命や明治安田などの老舗の保険会社で、誰でも一度は聞いたことがある会社なので、安心感を持っている加入をしている人が多い。

損保系は東京海上や損保ジャパンなどの損害保険を扱っている会社の子会社で、大手生保の商品を改善したような商品が多い。

外資系はアクサやチューリッヒなど、海外の保険会社や企業が、日本支社として立ち上げた会社や日本の会社と合併した会社で、広告活動にも積極的な会社が多いため、比較的知名度は高い。

異業種系は、ソニーやオリックスなど親会社が異業種の保険会社です。

一番お勧め出来ないのは大手生保系

保険会社は大きく4つに分かれますが、その中でも大手生保系はお勧め出来ない保険会社と言えるでしょう。

その理由は主に2つあります。

1つは保険料が高い事と複雑な内容な事です。

大手生保系は、ネットでシミュレーションが出来ないようになっている会社が大半です。

これは保険料が高いのがバレるので、他の保険との比較をして欲しくない様に見えます。

また、シミュレーションが出来たとしても、一般の人が理解するには難易度の高く、分かりづらい説明や商品設定になっている事が多いです。

結局、詳細を知るためには資料を取り寄せしないといけない人が大半となります。

その顧客情報をもとに、営業から電話や訪問を受ける事になるという仕組みです。

この訪問のための人件費や、認知のための広告費がどこから出ているか考えれば、保険料が高くなるのも必然と言えるでしょう。

同じ保障でも会社で保険料は変わる

保険料には、保険金の支払いに当てられる部分「純保険料」と経費に当てられる「付加保険料」があります。

純保険料は数字のエキスパートが計算によって出すため、同じ様な保障であれば大きく変わる事はありません。

ですが、ほとんど同じ保障内容であっても、保険料が会社によって高かったり安かったりするのは何ででしょう。

それは会社によって経費に当てられる部分(付加保険料)が会社によって違うためです。

大手生保系は、たくさんの人件費やCMの有名人のギャラなど、莫大な費用が必要になるので付加保険料を高くしないといけないのです。

正確な割合を出している会社が少ないので、あくまで計算上となりますが、支払っている保険料の半分以上が付加保険料の商品も沢山あるのが現状です。

シミュレーションが出来なかったり内容が複雑なのは、この付加保険料をカモフラージュしているのかも知れません。

大手生保系は安心感もありますし、営業の人柄も良かったり良い印象があるかも知れません。

しかし保険料はイメージに支払うのではなく、保障に支払うものです。

保障内容と金額を比較して、適正な金額を支払っていきましょう。

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