五十嵐大輔

2021年1月12日3 分

流動性の高い人間になる

みなさま、こんにちは。DSKです。

近年、個人事業主やフリーランスという言葉が増え、会社に依存しない働き方も増えてきました。

それを聞いて「収入が不安定なのは怖い」という意見もありますが、会社員の方もリストラや倒産などの不安を持っています。

では、どうすれば不安を消せるのでしょうか。

会社員も不安定な世の中

将来どんな仕事をしたいかという問いに

「安定した仕事に就きたい」という人が、昔に比べて多くなってきました。

そろそろ「失われた40年」になりそうな日本の状況を考えれば、そう思うのも納得です。

正社員で安定した職につけば、病気になっても保証があるし、長く働き続けられる。

給料は高くなくとも、安定して長く働けることが望まれています。

しかし現代は、終身雇用が難しくなっていますし、大手であっても、老舗であっても倒産する時代です。

正社員であったとしても、内心不安を抱えているのではないでしょうか。

では、本当の安定はどの様にすれば手に入るのか。

収入先が1つという不安定さ

なぜ正社員でも不安を抱えるのでしょうか。

その理由は、収入先が1つだからです。

投資の世界に「卵を1つのカゴに盛るな」という言葉があります。

これは分散の重要性を謳っている言葉です。

安定を見つけたと思っても、そこが倒れてしまった時に生活できなくなるのは安定ではありません。

何かに大きく依存するのは危険なのです。

昔であれば「結婚は終身雇用」と言っていた人もいますが、パートナーと不仲になっても「別れたいけど自分1人では生きていけない」と、下手に出るしかない人が沢山いました。

正社員で「辞めさせられたら困る」とブラック労働に甘んじている人もいます。

経営が上手くいってても、主な企業と取引がなくなったら破綻する企業もあります。

この様に、1つに依存するということは、それが安定にみえても不安定なのです。

安定のために流動性をもつ

安定が欲しいと思っている人の多くは、仕事を決める際に「一生の仕事」という意識が強いと思います。

ですが、それが安定から離れている理由でもあります。

安定が欲しいのであれば、流動性を高めることが必要です。

流動性を高めるとは「やめようと思えばやめられる」様にすることです。

優秀な経営者は、会社が軌道に乗っている時に、他の業種を育てたりしています。

同じ様に会社員も、今の会社がダメになりそうになった時、合わなくなった時に潰しが効く状態にしておくのです。

会社という「安定」に依存しなくなることで、今の変化の時代でも人生を安定させることが出来ます。

流動性を高めるのに、最も簡単なのは「転職できる」様にすることです。

希望の転職をするにはどんな能力や経験が必要なのか、プロが教えてくれますし、今の自分の市場価値も把握できます。

仮に転職はしなくとも、転職できるほど市場価値を高めれば昇給の可能性も上がります。

人生の安定を作る為に、自身の流動性を高めていきましょう。

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