五十嵐大輔

2021年1月16日3 分

週休3日制提案。柔軟な働き方へ

みなさま、こんにちは。DSKです。

自民党の1億総活躍推進本部(猪口邦子本部長)は14日、希望すれば週休3日の働き方を選択できる制度普及に向けた議論を開始した。

本人の意思で選択し、期間も自ら決定できる方式を想定。

子育てや介護、病気療養、大学院進学、ボランティア活動などでの利用を例示しました。

今後、働き方が大きく変わるかも知れません。

土の時代から風の時代へ

現在、西洋占星術の世界では2021年から「風の時代」が始まると大きな話題になっています。

風の時代とは、どんな世界なのか。

一言で言ってしまうと「柔軟で自由」でしょう。

「物を持っていることが幸せ」であり、「安定していることが素晴らしい。」と言った価値感でしたが、「柔軟性や多様性」、「自由」や「情報」と言ったものに価値がある時代にります。

働き方にしても、最近まで「正社員で定年まで1つの企業で勤め上げる」のが正解でしたが、現在は「副業」や「フリーランス」、「リモートワーク」など変わってきました。

意識やツールが生まれる中、制度も変わろうとしています。

企業の正社員も自由な働き方へ

14日に、自民党の猪口一億総活躍推進本部長が提案したのは、リモートワーク制度などを活用することにより、今の週休2日の制度を維持しつつ、正社員として週休3日を希望する人にその理由を問わず選択できる“選択的週休3日制”です。

週休3日が実現することにより、十分な時間をとっての子育てや介護、大学院への進学、ボランティア活動、副業などができるようになると考えられています。

週休3日ということも大切ですが、それ以上に「選択できる」という事が重要では無いでしょうか。

働きたい時期は働き、休みたい時期は休む。

それこそ風の時代の始まりを感じます。

週休をどう使うかで差がついていく

仮に週休3日が導入されると、給料はどうなるか。

猪口議員の試案では、週休3日制を導入した場合にお給料は2割削減され、週休4日制は4割削減される様です。

街の声としては「給料が減るなら働きたい」という声もありますが、単純に仕事量が減ればそうなるでしょう。

ですが、ユニクロを展開するファーストリテイリングは、1日10時間土日を含んだ週4日の勤務をすると、40時間のため通常のフルタイム勤務と一緒になり、同じ額の給与を支給するという方式をとっています。

また、収入は別の仕事で補うこともできます。

副業をこれから伸ばそうと思っている人などは、費やす時間も増やせますし、安定も取りながらの挑戦もできます。

週休3日になるからと言って、3日間ただ休むのではなく、休みをどう有効活用するかで、将来大きな差が出るでしょう。

まとめ

現在はまだ提案段階ですが、今後こういった動きは増えていくでしょう。

個人が身軽でいたいと思う様に、企業も身軽でいたいので、お互いに利益があります。

「必要な時だけ働く」などピンポイントでの仕事も増えていくでしょう。

そのうち週休ではなく、月給や年休を自分で自由にカスタマイズできる様になる可能性もあります。

実現はまだ先かも知れませんが、そういった流れにどう対処していくか。

柔軟な思考と行動が必要になっていくでしょう。

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