五十嵐大輔

2021年4月20日3 分

収入も分散でリスク管理

みなさま、こんにちは。DSKです。

私の友人に自称「便利屋」の人間がいます。

正確な数字は聞いていませんが、彼は10種以上の業種での仕事が可能です。

コロナの影響で副業を始める人も増えてきましたが、時代に合わせて柔軟に働けると言う点では、友人は最高峰ではないかと思います。

10種以上は必要ないですが、少なくとも収入が得られる形を3つは持っていたいですね。

収入がなくなる可能性

みなさんは収入の柱をいくつお持ちですか。

本業のみ。副業も合わせて2つ。たくさんの事業を行っているので数えきれない。様々な方がいると思います。

収入の高い低いに関わらず、収入の柱は3つ以上持つと良いと言われています。

なぜ、3つ以上持つことが良いのでしょうか。

それは投資と同じでリスクの分散になるからです。

例えば、本業1本で年収1億あったとします。

側からみたら、それだけ稼げていれば一生安泰の様に思います。

ですが、仮にその仕事自体が世の中からなくなってしまったら。

その人は収入がなくなってしまいます。

「そんなことはありえない」と思う人もいるかも知れませんが、歴史を見ても今はない仕事は沢山ありますし、その当時はその仕事が高給取りだったこともあります。

未来はどうなるか分かりません。

社会の流れで、今の高給がいきなりなくなる可能性は十分にあるのです。

リスク分散のために収入は3つもあると良いと話すと

「本業がダメになった時のためなら2つで十分なんじゃない?」

こういった意見をいただく事もあります。

なぜ2つではダメなのか

確かに、単純に働くと言う事であれば2つで構いません。

ですが、これは「働けなくなるリスク」を考慮していません。

人生何があるか分かりません。

障害年金がもらえるほどの障害になってしまったのであれば、金銭的には問題ないかも知れません。

ですが、生活はできるけれど今までの様には働けない。年を取り体力的にそこまで働けないという場合もあるでしょう。

そのため働けるうちに、資産運用による収入の柱も作っていくことが大切になります。

労働収入2本+資産収入1本という形です。

「もしずっと働けたら資産収入は要らなかったと言うことになるのでは?」

こういう意見もあるでしょう。

ですが、資産収入はお金を使ってお金を稼ぐことになるので、自身の時間を使わず時間の節約になります。

労働で収入を増やすことも大事ですが、人間の時間は有限です。

収入は増えても自由な時間が減ってしまうと幸福度が下がると言われています。

資産収入があれば時間が増え、幸福度を維持しながら収入を上げることができる様になります。

バランスの取れた収入の柱を建てる

本業や複業などの労働収入と、投資での資産収入の3つの柱を作る事が大切といいましたが、複数あれば何でも良いのかと言うとそういう訳ではありません。

3つの柱が同じ業界に偏っていれるとリスクの回避が難しくなります。

例えば、1つめの柱が塾講師で2つめの柱が家庭教師だった場合、教育はロボットに任せるという社会になったら2つとも折れてしまう可能性は高くなります。

全くの正反対では大変ですが、同じ様な経済の影響をうける業種同士の復業はやめておいた方がいいでしょう。

逆に複業数が多すぎると労力が多くなりすぎるかも知れません。

冒頭の友人は10種類以上できるというだけで、基本は3〜4つの仕事をしています。

他の業種をある程度できる様になるには、それなりの労力が必要となります。

長期で少しずつ増やしていくならいいですが、短期で増やそうとすると労力ばかり増えて、収入や余暇が割に合わなくなる可能性が高くなります。

大切なのは、自分の目標金額や自由に使いたい時間、安定性やモチベーションなど、プランに沿った労力や時間をかけることです。

今の変化の時代、生きていける安心を作るためにも、細くともいくつかの柱を作っていきましょう。

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