五十嵐大輔

2021年7月20日3 分

見直しして保険が変わらなくても良い

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、保険の見直しをしたお客様で、保険の変更がなかった方がいました。

お客様から「保険が変わらないんだったら見直しって意味あるんですか?」と質問されましたが、大いにあります。

保険はその時の医療などの状況によって要不要が変わってきます。

時代に合った保険に入っているということが分かることも見直しの大切な要素です。

今の保険のままで良いと思っても、確認の意味も込めて定期的に見直しはしていきましょう。

保険は時代が変わると合わなくなる

保険を見直しというと「以前に見直したから大丈夫」という方がいます。

もちろん、1年以内に見直しをして変更した保険などなら、わざわざ見直す必要はないでしょう。

しかし、以前の見直しから数年経っている様な場合は、確認の意味も込めて見直しをすることをお勧めします。

それはなぜかというと、時代に合わせて必要な保険は変わっていくからです。

例えば、ガンは昔は不治の病だということで、診断一時金や入院一時金がメインでした。

しかし現代では、入院は数日で残りは通院という治療が多くなってきています。

それなのに、昔のがん保険に入っていたために、現代の入院数では保険金が出ないと言ったケースもあります。

数十万〜百万円以上という保険料を支払ってきたのに、万が一に保険が効かない。

会社も規定なので何もしてあげられない。

支払っていた契約者はもちろん、会社や周りの人たちもただ悲しむ以外できません。

古い保険だから適用されず、本当に無駄に金を払っただけ。

こんなことにならない様に時代に合っているか考える必要があります。

保険は進化している

また、時代とともに保険も進化しています。

単純に適用になるかだけでなく、保険の形も変わったりします。

例えば、万が一の場合に残された家族への保証は定期保険でした。

しかし、1年目と10年目で同じ保障がいるかというと、そうではないケースが多いでしょう。

そうした実情によって生まれたのが収入保障保険です。

保険期間が少なくなるにつれて、受け取れる総保障額も減っていきます。

そのため、必要な保障は受けながらも、支払う保険料は下げることができます。

また、年齢が高くなってからの加入であっても、受け取れる年数も少ないので、定期保険の様に年齢によって支払い保険料に大きな開きが出にくくもなっています。

そのため「将来子どもが産まれた時のために」ではなく「子どもが生まれたから」で加入しやすくもなり、無駄な保険料を削減することもできる様になりました。

最近は介護の問題もあり介護関係の保険が出たり、医療保険で補えない抗がん剤の通院治療だけを補う保険なども出ています。

このように、以前の保険でカバーできていても、新しい保険にすることで本当に必要な保障だけにして、費用を削減することもできる様になっています。

自身の家計も振り返ることができる

保険を見直しするときに、保険内容だけみて決めるでしょうか。

多くの場合、自身の家計状況や今後必要な金額なども一緒に考えると思います。

その時に、以前とは生活環境や将来の計画が違っていれば、保険も考え直す必要があると思います。

生活環境が変わると保険を見直す方は多くいますが、大半は保険料が負担に感じた方です。

ですが、思ったより余裕ができた方はもしかしたら保険に頼る必要がなくなっているかも知れません。

逆に、生活が上がりもっと家族に残す額を上げたいと思うかも知れません。

最低限の保障を余裕があるからと、より充実した保険にしたいかも知れませんし、保険に頼らなくて良いので増やす方に回したいと考えるかも知れません。

「保険の見直し」といってはいますが、保険の見直しは家計全体を見直す良い機会でもあります。

「見直ししても変わらない」と切り捨てず、定期的に見直しは行う様にすると良いでしょう。

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