五十嵐大輔

2022年4月23日3 分

家計に直撃!円安の恐怖と対策

みなさん、こんにちは。DSKです。

2022年3月22日、1ドル=121円台に下がりました。

円安はまだまだ進んでいて、現在130円を突破しようかという勢いです。

「海外のこととかよく分からない」

「円安とかどうでも良い」

という人でも生活費が上がってきて、為替の影響を感じ始めているのではないでしょうか?

今回はなぜ円安になっているのか。

また円安のデメリットや今後の対策などお話していきます

なぜ円安になっているのか?

まずはなぜ今、円安になってるのか

為替には様々な要因があるので、一概には言えませんが、現在よく言われているものとして、アメリカの利上げと有事の際のドル買いと言われています。

アメリカの利上げについて、3月27日に2年債の利回りは2.64%、30年債は2.59%となりましたし、今後も0.25パーセントずつ利上げをしていくと発表しています。

それに対して日本はいまだに低金利を貫いているので

「同じお金を預けるなら金利の高いドルを買った方が良い」

となって、ドルを買うために円が売られ円安になっています。

また有事の際のドル買いですが、現在ウクライナ情勢で世界情勢が不安定になっています。

そうすると安全資産が必要とされ、基軸通貨となるドルが買われている状況です。

その他にも為替に影響を与えるものはありますが、現状この2つが大きな要因と言われています。

円安が続くとどうなるのか?

ではこのまま円安が続くとどうなるのでしょうか?

デメリットは大きく3つ

・輸入品高くなる⇨生活コストが上がる

・海外旅行が高くなる⇨旅行業界

・外貨資産の購入が高くなる⇨買える資産が減る

日本は食品や様々な素材を輸入に頼っている輸入大国ですので、日本人の生活費が高くなります。

また今はコロナ禍で海外旅行になかなか行けないですが、外貨が高くなっているので海外旅行も今まで以上に高くなるということが考えられます。

さらに円が安くなるということは外貨資産を購入する費用が高くなります。

これにより、これから外貨で資産形成をする人には痛手かもしれません。

ですが、一方で円安になることで

・輸出が儲かる

・外国人観光客が増える

・外貨建て資産が増える

といったメリットもあります。

為替に限らずメリット・デメリットがありますが、現状はデメリットの方が強く出ていますので、今後のための対策も必要となります。

円安に向けての対策

では今後、円安に向けてどういった対策をすれば良いのでしょうか。

それは『外貨建ての資産を持つ』ということです。

外貨建て資産と言っても、外貨建ての貯蓄型保険や外貨預金はやめておきましょう。

外貨建て貯蓄型保険は手数料が高い上に大した保証が付いていませんし、外貨建て預金は手数料がぼったくり並なのでやめておきましょう。

単純に株や債券などの資産を外貨で持つ、または外貨に連動させたものを持つことが大切です。

では、外貨の割合はどのくらい保有しておくと良いのでしょうか?

私個人としては資産の半分くらいは外貨建てで良いのではないかと思います。

日本だと稼ぐのも円、年金も円、社会保障も円、とすべてが円なので、資産形成は外貨メインで良いでしょう。。

外貨資産を持っておくことで、円安時に外貨資産が増えるので、円安による生活コストUPや資産の目減りを相殺できます。

デフレ下では貯金が正解でしたが、円100%では円安への対応できない時代になってきました。

預金だけしていて、気がついたらどうにもならなくなってる。

こういったリスクを避けるためにも、外貨建ての資産を保有していきましょう。

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