五十嵐大輔

2022年6月11日3 分

「日本リスク」を軽減する方法

みなさん、こんにちは。DSKです。

今月に入り再び円安が加速し始め、6月8日には1ドル=134円台になりました。

円安を阻止する要因は少なく、この流れが更に続く可能性が高くなっています。

いよいよ1ドル=150円という水準も現実味が出てきています。

外貨を持たない日本人は、気が付かないうちにどんどん貧乏になっていくでしょう。

多くの日本人は、極めて高い「日本リスク」を抱えています。

日本がまだ裕福と言われているうちに少しずつ日本リスクを軽減していきましょう。

全て日本で完了できる

日本は何をするにしても、すべてのことが日本で完結できます。

住居、仕事、貨幣、言語、すべて日本語や日本円などで済みますし、まだまだ外国人の割合も多くありません。

世界を知らなくても、日本の中で日本人として生きていくことが出来ます。

これはとても素敵なことですが、一方で「日本ではダメ」となった際に、どうしようもなくなる人がどれほどいるのか。

近年、お金についての情報が多く出ることになり、「収入の柱を複数作る」だったり「投資先を分散させる」といったことは沢山言われています。

同じ様に、日本一本でいくことがリスクだと言うことも知っておく必要があるでしょう。

昔の様に強い日本であれば、日本一本でも問題は無かったかも知れません。

しかし、今の日本は「これだけで大丈夫」とは言えない状況になっているのです。

日本はもはや弱い国

IMD(国際経営開発研究所)が作成する「世界競争力年鑑」によると、現在日本の順位は31位。

かつては数年間連続で1位に輝いていた日本も、バブル崩壊後どんどんと弱くなり、この順位にまで落ち込みました。

「そうはいってもまだまだ日本は裕福で大国だ」と考えている方もいるかも知れません。

しかし、すでに日本は世界から「安い国」というイメージになっています。

実際に、日本のディズニーランドは世界最安水準になっていますし、アジアからの観光客も「安いから」という理由で日本を旅行先に選ぶ方も増えてきてます。

昔取った杵柄だけで勝負し続ける日本は、すでに先進国ではないと言う意見さえ出ています。

そんな競争力の低い日本と、成長し続けている外国、気づかないうちにどんどんと差がついていってしまいます。

今回の円安も、アメリカ利上げやウクライナ情勢なども影響あると思いますが、日本の円が弱くなって買われなくなっていると言う現状もあります。

様々な物資を外国に頼っている日本の円が弱くなると、円だけで生活している人たちは、どんどんと貧乏になっていきます。

しかし、日本で全てを完了している人は、ただただ我慢するしかない。

そんな状況になっていくでしょう。

日本リスクを軽減する一番簡単な方法

では、そんな日本リスクを減らすためには何をすれば良いのでしょうか?

それは英語を学んで海外に住んだり、リモート可能な海外の仕事につくなど、日本に依存する必要を無くせば良いのです。

とは言え、今から外国語が仕事のスキルを身につけるのは難しい。

そういった中で、最も簡単に対策できるのが「外貨を持つ」と言うことです。

こういうと、今円安なのに外貨を持つなんて損しかない。と言う方もいらっしゃいます。

確かに資産の全てを外貨にするのは、それはそれでリスクがあります。

なので、例えばつみたて投資の様に少しずつ外貨に変えていくことが必要になります。

毎月外貨に変えていけば、円安になっても円高になっても被害は少なくすることができます。

そして将来、大きく日本が傾いた時のリスクヘッジにもなります。

円安辛いなと思うかも知れませんが、将来より辛い状況にならない様に、少しずつでも「日本リスク」を軽減していきましょう。

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