五十嵐大輔

2019年9月2日3 分

ガン保険に求めるのは自由診療と通院保障

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、実家に帰省した時に保険の見直しをしていました。

家族から「ガンは闘病生活が長いから入院給付は多い方が良い?」と聞かれたので、今は通院の方が大切な事を伝えました。

せっかくの保険です。

必要な保証を把握しておきましょう。

という事で、本日のテーマは【ガン保険に求めるのは自由診療と通院保障】です。

ガン専門保険のはずなのに

現在、日本では2人に1人はガンになると言われています。

その対策の1つとして、ガン保険に入るのも良い方法です。

ですが、ガン保険と言いつつも実際は、医療保険と大差ないものも多く有るので注意が必要です。

「入院1日当たり1万円」「手術をしたら10万円」という話はガン保険に入らずとも、医療保険でも問題ありません。

「高額な先進医療」もガン保険に入る理由で使われますが、今時は総合保険ですら月に100円程度で先進医療特約は付けれるので、ガン保険だけの特権ではありません。

では、ガン保険は不要なのでしょうか。

ガン治療は通院が増えてきている

ガンになって保険適用と先進医療で治療して、退院したら完治している。

確かにこれだったら、ガン保険は不要でしょう。

ですが、ガンには再発や転移のリスクもありますし、その予防や後療のための通院が長くなります。

ずっと寝たきりという人もいると思いますが、一度治療を終えても何年間も継続的に通院をしているという人が多くいます。

むしろ入院は以前よりかなり減って、10数日くらいで退院出来るようになりました。

入院が短くなり、その後の通院が数年間となると、一般の医療保険の通院給付は日数が足りなくなる場合もあります。

そのため、通院をしっかりカバーできる事がガン保険には求められます。

ガン特化なら自由診療はかかせない

ガンには通院も必要ですが、ガンに特化するという話なら自由診療も欠かせません。

「自由診療を使っている人は少ないから平気」と意見もありますが、それは高額なために使う人が少ないのであって、保険診療と同じ様に使えるのであれば自由診療を選択する人が多いでしょう。

保険診療が良くて保険治療だけにしているのか、保険診療で妥協しているのかは別に考える必要があります。

この自由診療は健康保険や医療保険ではカバーできない部分になるので、自由診療をどれだけカバー出来るかが、ガン特化の保険としての力量になるでしょう。

万が一の為にと保険をかけても、効果が薄い物を沢山つけても意味がありません。

ガン保険に限らずですが、実際に必要な保険は何なのか。

各自で判断して、しっかりとした万が一に備えていきましょう。

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