五十嵐大輔

2019年9月5日3 分

医療保険は払済と終身どちらにするべきか

みなさま、こんにちは。DSKです。

お客様と保険のお話をしている際に「医療保険は一生保険料を払っていくのは不安なので、払済を選択した方が良いですか」と質問をされることがあります。

人それぞれ考え方があるので、これが絶対というものはありませんが、多くの場合は終身をおすすめしています。

どういった理由なのか説明していきます。

という事で、本日のテーマは【医療保険は払済と終身どちらにするべきか】です。

医療保険の払込期間とは

近年の医療保険は保障が一生涯続く終身医療保険がメインとなっています。

保障が一生涯続く安心とともに、保険料も一生涯支払うという不安も同時に出てきます。

そんな不安を取り除くように、支払いの期限を決めている払済という方法があります。

例えば65才払済であれば、65才で支払いが終了すれば以後の保険料はかからないが一生涯の保障は続くというものです。

支払い期間が短いという事は、同じ保険料では保険会社が損をしてしまうので、払済期間を短く設定するほど月々の支払いは高額となります。

終身と払済どちらにするか

高額でも将来の支払いを無くすか、安く抑えて一生払うか。

多くの人が悩むポイントで相談も多くなります。

私は大抵の場合、終身をおすすめしています。

その理由は『将来は予想が出来ない』というものです。

保険に限らず、現状のシミュレーションはあったとしても、実際に将来はどうなっているかは誰にも分かりません。

医療の発展によって、現在長期化している病気もほとんど入院が必要無くなるかも知れません。

実際に昔の入院保障は長期入院を想定しているものが多かったですが、現在で長期入院というのは少なくなりました。

また昔は先進医療など無かった様に、将来は今の保険ではカバーできない治療技術や制度の変更があっても不思議ではありません。

そういった事を考えると、一定期間で保険を見直す必要があります。

いずれ保険を見直すのならば、今の保険料は低く抑える終身払いで良いと思います。

若いうちに浮いた保険料を有効に使う

それでも、やはり一生涯支払いをするのは怖いから払済が良いという人もいるでしょう。

将来に支払いできるか不安であれば、終身で低く抑えた分を使って若いうちに将来の備えを作ってみても良いと思います。

差額は月々数千円かも知れませんが、その余剰分があることは大きな違いです。

余裕が出来た分を投資に回して資産形成しても良いですし、書籍やスキルアップに使って収入を増やすのも良いでしょう。

余裕分で食事や運動の水準を上げて、老後の健康につなげようと考えるのも素敵です。

もちろん人それぞれ考え方はあるので、これが絶対ではありません。

ですが単に金額だけで考えずに、こういった判断基準を持ってみるのも良いのではないでしょうか。

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