五十嵐大輔

2020年2月25日2 分

外貨預金はぼったくり投資

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、知人から「銀行で外貨預金を勧められた」と相談を受けました。

友人はあまり海外に行く人でもないので、必要はないと伝えました。

外貨預金は預金ではなく投資なので、その辺りは気をつけたいですね。

ということで、本日のテーマは【外貨預金はぼったくり投資】です。

外貨預金は預金ではない

資産運用はしたいけど、投資は怖いから踏み出せない。

だけど、銀行に置いといても全然増えないし。

そんな人にオススメなのが外貨預金。

「外貨預金は外国の高い金利を得られ、さらに為替差益も狙える初心者向けの投資です」

と銀行は言いますが、正直お勧めできません。

海外に行くことが多く、わざわざ換金が面倒と言う人であれば価値はありますが、資産運用という点では価値はありません。

外貨預金はハイリスクローリターンのぼったくりな投資です。

外貨預金は劣化版FX

外貨預金は”預金”と名前がついていますが、FXとやっていることは大差ありません。

さらに言うとFXよりデメリットが多いので、FXと比べると劣っています。

外貨預金は為替による売買差益や、外貨との金利差による利益を狙うものです。

FXでも為替売買はもちろん、外貨との金利差は得られます。

しかし外貨預金はFXに比べ手数料が高くなっています。

また外貨預金は円高では利益を得られないのに対して、FXであれば円安円高どちらでも利益を得る方法があります。

それに流動性に関してもFXの方が高いですし、FXでは外貨預金にはないレバレッジもかける事ができます。

そして、誤解している人もいると思いますが、外貨預金では元本は保証されません。

これは為替の影響で損をした場合もそうですが、銀行が倒産した場合も保証はされないのです。

外貨預金よりFX会社の方が資産を守れる

銀行預金というと、預けたお金は守られるというイメージがあると思います。

確かに普通の銀行預金は、銀行が倒産したとしても1000万円までは保証されます。

しかし、外貨預金は”預金”とついていても保証の対象になりません。

逆にFX会社が倒産した場合には、信託保全という制度により顧客のお金は守られます。

安全性という点から見ても、実は外貨預金よりFXの方が高いのです。

外貨預金は「銀行」と「預金」という名前で安心させていますが、預金でも何でもなく、ただの割高な手数料で為替取引をさせる投資システムです。

銀行はお金のプロかもしれませんが、投資のプロでもなければ庶民の味方でもありません。

盲目的に銀行を信じていると、損をしてしまいます。

カモにされないように知識をつけていきましょう。

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