五十嵐大輔

2019年11月11日3 分

「山高ければ谷深し」は相場の1場面

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、知人が「最近相場の過熱があるから、暴落が来そうだね」と話していました。

投資の世界では、相場が加熱している時には、何かきっかけがあると大きく下がると言われています。

「だから投資は怖い」と断念してしまう人がいますが、これはサイクルの1場面なので、極端に恐れずに投資を行なっていきましょう。

ということで、本日のテーマは【山高ければ谷深しは相場の1場面】です。

山高ければ谷深し

投資の格言の1つに「山高ければ谷深し」と言うものがあります。

これは株式など、景気の勢いや人気で過熱しすぎたものは、落ちる時には大きく落ちるといったものです。

少し前だと、2018年の仮想通貨も高い山から深い谷に落ちた事例ですね。

ITバブルやリーマンショックなども、「山高ければ」で一気に谷に落ちた例でもあります。

最近は、日本の証券市場が社会の景気感の割に、相場の過熱があるので暴落の危険があるという識者もいます。

日本に限らず、アメリカなども株価上昇と景気感の差からバブル崩壊を危惧している人もいるでしょう。

こう聞くと「やっぱり投資は怖くて出来ない」と感じる人もいると思いますが、この「山高ければ」には続きがあるので、そこまで怖がる必要もありません。

「山高ければ」はサイクルの1つ

「山高ければ谷深し」だけを見ると、投資は怖いものだから止めておこうとなっても仕方ありません。

しかし「山高ければ谷深し」には続きがあります。

流れとして、「山高ければ谷深し」→「谷深ければ山低し」→「山低ければ谷浅し」→「谷浅ければ山高し」

そしてまた「山高ければ谷深し」に戻ってきます。

つまり「山高ければ〜」は、こういったサイクルの一時期でしか無いのです。

したがって、暴落があってもまた長期的には上がってくる可能性も十分あるのです。

実際アメリカを始め世界経済は、一時的な急落はあっても長期的には右肩上がりになっています。

長期的に「山高し」を待つ

「山高ければ〜」などのサイクルを知っていると、相場を見て今がどの状態で、どうなっていくかを大まかに予想することができます。

もちろん相場なので、短期的に上がり下がりのタイミングを見極めるのは難しいものではあります。

ただ長期的に将来性があるものであれば、一時的に値下がりしたとしても「谷浅ければ山高し」を待つことができます。

初心者で将来性のある銘柄選びができないという場合は、米国インデックスに連動した商品で長期待つのもオススメです。

米国インデックスは長期的には右肩上がりになっていますし、アメリカが短期的に破綻する可能性もかなり低いでしょう。

何も考えず長期でやってればタイミングが来るという訳ではありませんが、一時的な暴落があってもそこまで過敏になる必要もないので、長期的な視点で上手く資産形成していきましょう。

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