五十嵐大輔

2019年12月14日2 分

75才以上の医療費負担2割へ。自分の身は自分で守る

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、両親と話をしていた時に「自分たちが75才になったら医療費負担は3割で変わらなくなってそうだ」と心配をしていました。

すでに年々、負担は増えてきています。

国を頼るのでなく、自分で守れる力をつけていきましょう。

ということで、本日のテーマは【75才以上の医療費負担2割へ。自分の身は自分で守る】です。

健康保険は年金と共に大きな問題

11月に行われた政府の全世代型社会保証検討会議の中間報告で、現在1割負担の75才以上の医療費窓口負担について、2022年からは負担能力がある人は2割とする方針を示しました。

少子高齢化の日本では、今後も医療費増加は避けては通れない道となっているので、年金と同じく深刻な問題です。

対処法として今回の方針が出ましたが、将来的に全世代3割負担や5割負担など、財政状況に応じては負担額が上がる可能性も大いに考えられます。

老後の2000万問題は現状に照らし合わせて出した資産です。

今後はさらに多くの資産が必要となるかもしれません。

公的保証も減っていくかも知れない

負担が大きくなっても「支払いは辛いけど、公的保証があるから」と考えている人もいると思います。

もちろん日本の公的保証は素晴らしい制度です。

この制度がある限り、いきなり生活が破綻するようなことはないでしょう。

しかし、これも財政が苦しくなっていけば永続的に続くとは限りません。

もしかしたら、将来的には老齢基礎年金はなくなるかも知れませんし、遺族年金や障害年金の受給額も下がる可能性はあります。

健康保険の対象も縮小されるかも知れません。

最悪の場合、なくなっても困らない。

そんな資産をある程度作っておくことが大切でしょう。

余裕のある資産形成を考えて行動する

公的保証がなくなっても生きていける。

そんな老後を作るためにも、私的年金や金融資産保有など、各々が出来るところから資産形成をしていくことが重要となります。

そのためにも「老後は2000万あれば良いんでしょ」とギリギリを考えずに、どれくらいの資産があればどんな生活ができるのか。

最悪、公的保証がなくなったとしたらいくらぐらい必要になるかなど試算だけでもしておいた方が良いでしょう。

もちろん、老後のために今は犠牲にしすぎることも問題が出てくるので加減は必要です。

ただ現状のままでは、日本の未来が明るいとは言えません。

状況に合わせて動けるように、余裕を持った想定で資産形成を行なっていきましょう。

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