みなさま、こんにちは。DSKです。
先日、友人に「円安とか円高でどう変わるか説明されても、為替がいまいち理解してないから困る」と言われたので、一から説明しました。
最終的には「そういうことかぁ」と為替に興味をもっていました。
改めて、前提知識があって面白さが伝わるんだなと感じました。
ということで、本日のテーマは【いまいち分からない。為替、円安、円高とは】です。
銀行振り込みやQR決済も為替
保険や投資、経済の話などで“為替”という言葉は聞いたことあるけど、実際よく分からないという人も多いのではないでしょうか。
私の友人は「海外旅行で使うものでしょ?」と道具かの様に言っていました。
そんな、なんとなくで理解されている為替とは何なのか。
為替とは“現金を使わないで支払いをすること”です。
本来、商売ではサービスや商品を提供してお金を受け取ります。
ですが金額が大きくなると、現金を持って歩くのは不安ですし重たいですよね。
そこで「100万円交換券」の様な証書を作り、それを換金所で換金してもらえるシステムにしました。
この証書やシステム全般を為替といいます。
つまり、普段使っている銀行振込やQR決済なども一種の為替なのです。
内国為替と外国為替
為替は現金を使わない取引と説明しました。
その中でも為替には2種類あり、1つが国内為替。
もう1つが外国為替です。
外国為替も国内と同じように、現金を使わずに取引をします。
ただ国内ならば使っているお金が一緒ですが、外国ではそれぞれの通貨を使っています。
その為、どの通貨を使って取引するのか決める必要があります。
それが円以外ならば(仮にドルとする)、ドルと円を交換する必要があります。
交換する時に、1ドルは何円と交換するのか決めたのが為替レートです。
これが世の中で一般的に使われる“為替”になります。
数字が大きいのに安いのはなぜ
為替とは何かを説明しましたので、次は円安円高を説明します。
よく「なんで金額が上がったのに安くなるの」と聞かれます。
あれは円側からみるから難しいのですが、買い物をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
例えば、1個100円のハンバーガーが120円になったとします。
ハンバーガーの値段が高くなったので「ハンバーガー高」です。
高の反対は安なので、円は「円安」です。
逆にハンバーガーが1個80円になったら、安くなったので「ハンバーガー安」
それの反対で「円高」となります。
ハンバーガーを通貨に直せば「円高」「円安」のイメージは付きやすいかと思います。
慣れてくれば円側から見ても分かる様になりますが、最初は簡単に覚えた方が良いです。
良い情報を手に入れるためには、前提となる知識が必要です。
不慣れだからと避けずに、少しずつでも知識を増やしていきましょう。
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