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医療保険でよく聞く差額ベッド代は必要?

みなさま、こんにちは。DSKです。


先日、友人から「差額ベッド代ってよく聞くけど、必ずいるなら保険の対象にすれば良いのにね?」と言われました。


なので差額ベッドは自己負担であることと、払わない場合もあることを伝えると驚いていました。


“必要”な知識なのに、意外と浸透していないものですね。


ということで、本日のテーマは【医療保険でよく聞く差額ベッド代は必要?】です。


差額ベッド代は保険適用外

医療保険の見直しの際に、保障内容も見直す事になりますが、その時によく聞く言葉に差額ベッド代というものが出てきます。


差額ベッド代は正確には「差額室料」といい、個室などより快適な特別室に入るためのお金です。


「差額室料」は健康保険の適用外なので全額自己負担となります。


「差額室料」は平均で4人部屋で¥2440円/日、1人部屋では¥7837円/日となっています。


これは全国一律という訳ではなく、地域や病院によって変わり安いところは数十円、高いところは1泊30万以上と大きく違いがあります。


入院に”必要”な保険なのか

医療保険では「差額室料」を入院時に”必要”なお金に入れていますが、特別室は強制ではありません。


「でも一般が埋まっていたらどうするの」という質問をいただきますが、病院側は患者への『設備や料金について明確に説明をした上で、同意書を貰わなければ』差額室料を要求できません。


つまり重体や隔離などの緊急時や、一般病室が空いていないなどの病院側の事情によって利用した、特別室の「差額室料」は支払う必要はありません。


実際、私の父が入院した際には3週間個室に入っていましたが、病院側の判断によるものなので「差額室料」は要求されませんでした。


もちろん、だからと言って適切な治療がされないという事もなく、しっかりと治療して頂きました。


自由診療による治療を希望するのであれば内容に違いは出てきますが、特別室だから特別な治療になる訳ではありません。


平均ではなく、あなたが使うかどうか?

こういうと「私は大人数だと落ち着かないから個室が良い」や「入院と言っても出来るだけ快適な状態で治療したい」という意見も頂きます。


もちろん、そう思う方は特別室を利用し、そのための準備として入院保障を手厚くすれば良いと思います。


仕事で出張をする時に、経費で落ちるビジネスホテルにするか、差額を払っても高級ホテルに泊まるのかと同じ様なものです。


もちろん、安い宿で寝れない人がいる様に、一般病室では返って体調が悪くなる人もいるでしょう。


ただ、全員がそういう訳ではありません。


それよりも、その分の保険代を削減したいと思う人もいるでしょう。


自分だったらどうかを考えて、本当に必要か不要かを決めていきましょう。










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