みなさま、こんにちは。DSKです
先日、お客様から個人年金保険について「どの会社が良いのか」ご相談をいただきました。
お金を増やしたいと思っているのなら、どこにも入らないことをお勧めしました。
増やすのと守るの一緒に行うとどっちつかずになります。
ということで、本日のテーマは【投資は投資、保険は保険】です。
貯蓄よりはマシだから保険に入る
老後2000万問題があり、多くの人が将来への資産形成を始めました。
その中で将来資金のために、個人年金保険を検討している人もいると思います。
自分で投資を行うのは怖いけど、銀行にお金を預けていても全然増えない。
それなら万が一の保障も付いているし、銀行よりは増える個人年金保険を選択することになるでしょう。
貯蓄もなく生活が赤字の人も多いこの時代に、堅実に資産を増やそうと行動することは素晴らしいことです。
ですが、資産を増やそうと思っているのならば、個人年金保険はお勧めしません。
その理由は、個人年金保険は運用に回る量が少なくなるからです。
保険で運用はロスが大きい
本来保険とは、最低限の金額で万が一に備えるためのものです。
そのため保険以外のことを求めると、その分の保険料を支払う必要があります。
これは個人年金保険でも同じことです。
個人年金保険は「掛け捨て死亡保障」と「運用」のセット商品です。
これを別々に行った場合と、セット商品にした場合どう違ってくるのか。
国内トップレベルの個人年金保険Bの例で言うと
35才男性、死亡保障1000万、60才まで毎月約2.8万円の積立
25年間で総支払額は840万
これが年平均3%で増えれば1000万、6%で増えれば約1530万の解約返戻金になります。
それに対して、掛け捨て保険と投資で分けた場合
毎月の保険料2000円×25年間で60万円
残りの2.6万を25年間運用すると
年3%なら1160万、6%なら1810万となります。
掛け捨ての保険分を差し引いて、その差額は100〜200万以上です。
同じ投資と保障でも、セットにするか別々にするかで、これだけの違いが出てくるのです。
守ることと増やすことを切り分ける
別々にやればその分得をするのに、なぜみんなやらないのか。
よく言われるのが「自分で運用なんて出来ない」というものです。
ですが、個人年金保険で唱っている利率くらいであれば、インデックス積立で出せる可能性は高いです。
同じくらいでやれるのであれば、投資効率は上がりますし、いざ必要となった際の流動性も違います。
投資や保険のタイミングや、保険の見直しの柔軟性も大きく違います。
少しだけ頑張って、効率的な資産形成を行なっていきましょう。
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