みなさま、こんにちは。DSKです。
先日、友人から保険の相談を受け見直しをしている時に「保険は終身にしておけば良いんだよね」と言われたので、がん保険は更新型を勧めました。
終身は一生お値段が変わりませんが、もし保険の適用ではなくなる事があるとしたら、それは安心でしょうか。
ということで、本日のテーマは【終身がん保険は一生涯の安心?】です。
医学の進歩は素晴らしい
保険に入る際に、月々の支払いが少ないので終身を選ぶという方は多いでしょう。
また、終身だから一生涯保険が続いて安心だからという人もいると思います。
医療保険やがん保険は、定期的に内容の見直しが必要です。
医療の発展は日進月歩で、数年経てば大きく変わる事もざらにあります。
特にがんに関しては、目覚ましい発展をしています。
がん保険が出始めた当初、がんは「死の病」でした。
今では初期段階では多くの命が助かりますし、ステージが進んでいても助かるケースも増えてきました。
ピロリ菌のように予防できる事も増えてきました。
医療に合わせて保険も変化が必要
医療が素晴らしい進歩をするとともに、新しい治療法や新薬がたくさん出てきます。
医療が進歩することは素晴らしいですが、新しいが故に今までの保険が適用されない場合も出て来ます。
がんが「死の病」だった頃は治療はあまり考えられておらず、生活費を補うための死亡保障や入院保障はメインでした。
仮にその契約のままであれば、先進医療や通院保障もなく保険として役に立ちません。
今後も医療の発展によっては治療方法などが変わっていくでしょう。
保険もその時々に合った内容に見直ししていく事が必要です。
終身も一度決めたら終わりではない
ガンではありませんが、今年の4月には白内障の手術が先進医療から外れ、選定療養という健康保険以上の治療は自費という扱いになります。
この白内障の手術は先進医療の中でも多く受けられていたものです。
先進医療から選定療養になる事で、先進医療特約を使えない人は得になりますが、先進医療特約が使える人からすると高くなります。
先進医療の多いがん治療も、同じ様に先進医療から自費診療扱いになる可能性も十分にあり得ます。
若いうちは高くても将来の金額が上がらず、保障は一生涯で安心だからと入った保険。
しかし数年に一度は見直しが必要で、足りない部分があれば特約をつけたり、保険自体を切り替えることになります。
いざ高齢者になった時には、全て健康保険で十分になっているかもしれません。
結局見直しが必要なら、始めから更新型にしてその時の分だけ支払い、浮いた分を将来に残していった方が、お金の効率は良いのではないでしょうか。
若いうちのお金は、お暗示金額でも老後の数倍の価値があります。
後悔しない保険選びをしていきましょう。
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