みなさま、こんにちは。DSKです。
先日、友人と話をしていて「もう30代だから、まともな服を買わないといけない」と言っていました。
「別に欲しくなければ買わなくても良いんじゃないの?」と聞くと「年相応の恰好をしないといけないでしょ」と言われました。
その“いけない”は本当に必要なのでしょうか。
実はそう思わされているだけかも知れません。
ということで、本日のテーマは【自分らしい金銭感覚を考え直してみよう】です。
親や社会に染められている金銭感覚
同じ時代で生活していても、人それぞれ金銭感覚は違います。
高級な物にお金を使うのが好きな人もいれば、ひたすら貯めるのが好きな人もいます。
お金とは何かという問いにも「自由」だったり「怖い物」など様々です。
これらは自分で作ってきたようにも感じますが、多くは家庭や社会の影響を受けています。
特に家庭の影響は大きく、無意識に親の金銭感覚を継いでいる人は多くいます。
例えば親が車好きであれば、高い車を買ったり頻繁なメンテナンスなどは、素晴らしい使い道になるでしょう。
ただ、親がそうだからと言って、その感覚が自分にも合っているかは分かりません。
ですが子供にとって、基準は親になるので無意識に親の感覚に近づいていきます。
優等生を作りたがる社会
無意識に親の感覚を継いでいく人が多いのですが、親と自分とは時代も社会も違いますし、そもそも趣味や嗜好も違います。
親や社会の金銭感覚のままで過ごしていると、自分が本当に使いたいものにお金を使えず、実際よりも貧しく感じることも多くなります。
これは日本がガイドライン好きに寄る事も大きいでしょう。
日本では「これが正解でこれに近づけましょう」というのが好きです。
ただ、これは1つのパターンであり、正解という訳ではありません。
それに合わせ続けてしまうと、どんなにお金を使っても自分の欲求は満たされなかったり、欲求通りにお金を使う事に罪悪感を覚える様になります。
自分の金銭感覚で使うと充実する
これを自分らしい金銭感覚を認識することで、お金を使う目的や充実感が変化していきます。
もっとお金が欲しいと思う様になるかもしれませんし、逆にもっと収入を減らしても大丈夫になることもあります。
最近は老後2000万不足問題で、2000万を作るにはどうすれば良いかの質問も多くなってきましたが、本当に2000万で合っているのかから考える必要があります。
自分の金銭感覚や必要資金が分かってくれば、資産形成の目的や目標も明確になってきます。
目的や目標が明確になればモチベーションも上がり、同じ行動でも精神的な負担も下がります。
親や環境による“正解”はあくまで参考程度に留めて、自分らしい金銭感覚を再確認していきましょう。
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