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資産形成でよく言われる複利とは

先日、知人から「投資とか借金で複利ってよく聞くけど、いまいちピンとこない」と言われました。


シミュレーションを作って実際に数字で確認してもらうと、複利がどう増えるのかイメージが出来たみたいでした。


複利効果と言われても、イメージが沸かないと何が凄いのかも分かりませんよね。


と言うことで、本日のテーマは【資産形成でよく言われる複利とは】です。


単利と複利の違い


投資や借金の話の中で、よく「複利」という言葉が出てきます。


増えるというイメージはあるが、実はあまりピンときていない人もいるのではないでしょうか。


そのために、まずは単利と複利の違いを知る必要があります。


例えば100万を年利5%で運用した場合

単利は毎年100万の5%である5万ずつ増えていきます。


それに対し複利はというと、2年目以降は5万も含めた105万の5%が増えます。


分かりづらいので表にします。



この様に複利は、増えた分にも利率がかかるので、単利に比べて増え方が大きくなっていきます。


複利を投資で使うには期間を長く


先ほどの表で、複利の方が増え方が大きくなるといっても「大して変わらない」と感じた人もいるでしょう。


確かに複利は数年ではあまりメリットを教授できません。


ですが複利の凄いところは、年数が長くなるほど増え方も大きくなる事です。

ではどれくらい違うのか。



上の表で見ると分かるように、5年ではあまり違いがありませんが、10年20年と年数を重ねるにつれて単利との差が大きくなっていきます。


長期的になればなるほど複利は大きなメリットとなります。


複利は少額でも強い味方になる



同じ金額なら複利を選んだ方がメリットがあることが分かりましたが、期間や金額が違う場合はどうでしょうか。


年利は全て5%で統一して、3つのパターンをシミュレーションしてみます。


①期間10年、毎月10万ずつ積立

②期間20年、毎月5万ずつ積立

③期間40年、毎月1万ずつ積立



まず最終資産額はどう変わるのでしょう。


①1560万、②2060万、③1530万


資産額は②が一番高くなりました。


では、収益はどれが一番だったのか。


①拠出額1200万→資産1560万=収益360万

②拠出額1200万→資産2060万=収益860万

③拠出額480万→資産1530万=収益1050万


③が一番収益を得ることが出来ました。


拠出金に対しての増加率も①は30%増、②は70%増、③に至っては220%近く増えています。


複利の力を使うことで、小さな金額でも大きく出来るのです。


上手く複利を使って、少額からでも資産形成をしていきましょう。







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