みなさま、こんにちは。DSKです。
先日、友人と話をしている時に「せっかく少しずつ増やしてきたのに、この前に一発で吹き飛ばされた」と嘆いていました。
投資でよくある「コツコツドカン」だなと思い、友人には「逆コツコツドカン」を目指してはどうかと話をしました。
コツコツドカンとは?
またその逆を目指すとは?
ということで、本日のテーマは【逆コツコツドカンを目指す】です。
積み重ねが吹き飛ぶ「コツコツドカン」
投資で「コツコツドカン」という言葉があります。
これは「コツコツ勝ちを積み重ねて、ドカンと負ける」場合を指すことが多いです。
人は損失が嫌なので利益が出ると、まだこれから伸びる可能性があっても利益を確定したがります。
そうして小さくても早め早めに小さい利確を積み重ねていきます。
ですが投資は予期せぬタイミングで大きい損失が出ることがあります。
その予期せぬ大損で、今までの勝ち分が吹き飛んでしまうのです。
せっかく頑張ってきたのに、1つの下落でマイナスに変わってしまうのは悲しいですよね。
そのため今度は負けない様に、よりコツコツ利確をしていったりしますが、それが悪循環でもあったりします。
そこで、あえて逆コツコツドカンを目指してみましょう。
小さい失敗と大きい利益「逆コツコツドカン」
「逆コツコツドカン」とは「コツコツドカン」の逆で、小さい損失を重ねても大きい利益で取り返すというものです。
例えば10銘柄に投資をしたとして、そのうち9個が各1万の損失があったとします。
ですが、残りの1個で10万の利益を取れればトータルでは1万+です。
小さい損失を許容して、すぐに利確しないので長期的な成長性を判断できますし、その分の伸びを利益にできます。
伸びなければ、多少は損失があるかも知れませんが、1つでも大きく伸びてくれてトータルで勝てれば問題ありません。
もちろん、全ての投資で勝つつもりで選定はするのですが、損失があることを前提で投資をしていくと良いでしょう。
これは銘柄でもそうですが、時期でも行うことができます。
タイミングで逆コツコツドカンを作る
時期で「逆コツコツドカン」をするとはどういうことか。
それは、長期的に上がる時を狙って積立をすることです。
ドルコスト平均法の良いところは、株価を平準化するところです。
例えば、毎月1万で積立をしているとします。
そして、始めてから9年間は株価があまり良くなく、損失状態だとします。
しかし10年目に相場が上昇し平準株価を大幅に超えたとします。
すると9年間は負けていたけど、10年目で大きく勝てるのです。
もちろん、将来性のないものに積立をしても負け続けて終わってしまいます。
銘柄分散でも時期分散でも、選定能力は必要になります。
しかし銘柄でも時期でも、ある程度負けることを前提にしておくことで、精神的にも余裕を持って冷静な判断がしやすくなります。
「損して得取れ」
本来の意味とは少し違いますが、あまり損失を怖がらずにトータルで勝てる様に投資を行なっていきましょう。
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