みなさま、こんにちは。DSKです。
先日、知人から「まだ投資が出来てなくて焦っています」と相談されました。
そこまで焦る理由を聞くと「セミナーで、老後資産を作るには投資するしかない」と言われ、焦ってしまったそうです。
投資は良いものですが、それだけではないので冷静に行動しましょう。
ということで、本日のテーマは【r>gでも投資だけが全てじゃない】です。
悪い広まり方もしてるピケティの法則
経済の世界で数年前から話題になっているピケティの法則
フランスのトマ・ピケティと言う経済学者が発表したもので、r>g(資産収益>経済成長)というものです。
これは簡単に言うと、給料の上昇率より資産からのリターンの方が大きいと言うものです。
したがって、お金を増やすなら給料だけに頼らず投資も併用した方が効率的となります。
このこと自体は間違ってないですし、投資を併用することは弊社でも推奨しています。
ただ、中には「お金持ちになる唯一の方法」と誤解を招く言い方をしている人もいます。
これにより「投資をまだ出来てないのが不安」と感じてしまう人もいます。
では、投資をしないとお金持ちになれないのか。
一番稼げるのは事業所得
確かにr>gなので、給料上昇率は資産収益率には勝てません。
現状、会社で一生懸命働いているだけでは、なかなか資産を増やすことは出来ません。
ですが、これは会社で給与所得でもらっている場合の話です。
自分で事業を行って事業所得を得る場合はその限りではありません。
利益率で言えば、事業所得は資産収益以上の上昇率も可能です。
実際に投資を全く行っていなくても、お金に全く困っていない人は沢山います。
投資の利回りは優秀な人でも年10%くらいですが、事業所得には際限がありません。
年間の利益が昨年比で数倍も可能ですし、一般からでも数年で億万長者になれる可能性があります。
とにかく早く資産家になりたいのならば、事業で大きく利益を上げて、その利益を資産運用するのが良いでしょう。
投資はマストではないがした方が良い
早くお金持ちになるには事業で成功するのが一番ですが、多くの人にとって事業で大きく稼ぐことはハードルが高くなります。
一般の会社員が資産を築くには積立や高配当、不動産などの比較的リスクを抑えて投資を行うことが効果的です。
会社で給料をもらいながら将来のために積立で資産形成をしたり、不動産でレバレッジを効かせてキャッシュフローを増やしたり、長期的に副業を育てていくなど。
一般的な会社員でも出来る事はあります。
投資は決して「やらないといけないもの」ではありませんが、併用する事で効率を上げていく事はできます。
ただ、投資も副業も起業も手段の1つです。
自分の目標や相性などを考えて手段を選んでいくことが大切です。
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