みなさま、こんにちは。DSKです。
緊急事態宣言で外に出れないから、今年は自己投資をしてスキルを伸ばそうという方もいるのではないでしょうか。
ただ、中には「自己投資は大切!」とやりすぎている人もいます。
自己投資は素晴らしいのですが、その支出に見合うリターンの確認は必要です。
時間と労力だけ払って、何も得れない事にならない様に、しっかり成果チェックをしていきましょう。
自己投資?趣味?どっち?
家計の予算を考える時に、自己投資の項目も入れることをお勧めしています。
特に若い方は、お金を増やすことも大切ですが、稼げる様になることの方が大切です。
そのため最近は、スキルや能力アップのための自己投資に沢山費やす人も増えてきました。
ですが中には、自己投資をすればするほど、どんどん貧乏になっていく人がいます。
そういった人に多いのが「自己投資だから」といって、何でもかんでも支出してしまう事です。
自己投資をすることは素晴らしいですが、それは本当に「自己投資」なのでしょうか。
自己投資は「投資」と名前がついているので、投資によって利益を得られなければ失敗です。
利益を得られないのであれば、それは自己投資ではなく自己満足です。
自己満足でやっているものは、一般的に趣味と呼ばれます。
自己投資を趣味にしないために
自己投資を趣味にしないためには以下の様な意識が必要です。
1、投資目的をハッキリさせる
なんのために自己投資をするのかを、具体的に考えましょう。
「より高単価の仕事をする為に、〇〇というスキルを身につける」
「お客様の信頼を高める為に〇〇という資格を取る」
など、自分のやっている努力のゴールを設定しましょう。
2、成果をチェックする基準をもつ
自己投資を行う際に「やった感」で終わってしまう人が多くいます。
しかし、投資で「儲かった感」で終わる人はいません。
やったことで満足していると、それが失敗でも気づけません。
次に生かす為にも、成果の基準を作って判断しましょう。
3、リスクの範囲内で行う
自己投資は素晴らしいものです。
ですが、いくらでも注ぎ込んで良いわけではありません。
たまに自己投資が好きすぎて、自己投資貧乏の人がいます。
人生を良くする為に自己投資しているのに、そのせいで生活が厳しくなっては本末転倒です。
どれくらいまでなら「時間」「労力」「お金」を使っても良いか考えておきましょう。
4、撤退する基準を作る
自己投資に限らずですが、一度始めたものが失敗と気づいても、後戻りできない人がいます。
一度始めたものを貫く姿勢は素晴らしいですが、無駄なものに投資し続けても意味がありませんし、損失が大きくなるだけです。
「独占業務じゃなくなったら受験はやめる」
「〇〇までに習得できなければ諦める」
など、撤退の基準を作っておきましょう。
5、上手い話は裏を考える
自己投資も投資も詐欺はあります。
「簡単に」「誰でも」「短時間で」「〇〇保証」「100%」
など、うまい話があった際には、「そう言える根拠は何か?」を確認しましょう。
「保証」と言っておいて、実際は難しい条件があることも多いです。
せっかく自己投資しているのに、投資先を間違うと無駄な時間になってしまいます。
甘い言葉には注意しましょう。
自己投資という言葉を止める
自己投資を失敗しない為には、「明確な目的」と「費やせる資源(時間・金額・労力)」を決める必要があります。
甘い言葉に惑わされず、撤退の線引きをしたら、それまでは一生懸命行いましょう。
そうすれば仮に成果が出なくても、次への材料になるので無駄ではなくなります。
家計簿において、これは自己投資と言えるのか曖昧な時もあるでしょう。
そういう時は、自己投資という言葉をやめましょう。
「いつまでに〇〇を取るための費用」
「〇〇ができる様になるための費用」
など、詳細を書けば投資か趣味か分かります。
自己投資は素晴らしいものですが、その言葉に便乗して趣味まで混ぜない様にしましょう。
投資なので、しっかりと損益を判断し、より有益な自己投資を行っていきましょう。
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