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五十嵐大輔

人に任せる≠相手の責任

みなさま、こんにちは。DSKです。


先日友人が


「スマホに詳しい友達に任せたら、ネットが遅くなったから文句を言った」


と話していました。


通信費を削減しようとして友達に相談したら、固定費は下がったけど通信速度が遅くなったようです。


よく話を聞くと、プラン内容も事業者も友達に任せっきりにしていた様です。


自分がよく分からないからと全て任せたなら、任せた自分の責任もあることを自覚した方がいいでしょう。


任せた責任を取る


知人の保険屋さんと話をしていた時に


「よく分からないので、決めて欲しい」


という人がいるので困るという話を聞きました。


保険に限らずですが、人に任せる人はいます。


もちろんプロとして、それに応えようと努力はします。


しかし、任せるというのは責任まで相手に追わせることではありません。


あくまで、決定するのは自分です。


もちろん、具体的に「このシミュレーションを出してください」といって、出してこないなどは、任せられた方の責任です。


ですが「最適なプランを契約してください」と言う場合は、「あなたの決定に対して責任を負います」というのと同じです。


これは仕事でも私生活でもそうです。


誰かに任せるというのは、“任せた責任”も一緒についてくることも理解しておく必要があるでしょう。


他人が出来ることは高が知れてる


以前、子どもの学力が上がらないと予備校に文句を言っていた親がいました。


せっかく予備校まで通わせたのに、子どもの学力が上がらなければ残念ですよね。


ですが、予備校は効率の良い学習方法や受験への方法を教えるところであり、学力が上がるかどうかは当の本人の努力も大切です。


学力が上がらないのであれば、「その予備校が合わない」のか「本人に意欲がないのか」を判断する必要があります。


その予備校が他所より明らかにレベルが低いのであれば、予備校を変えるのが必要ですし、本人に意欲がないのであれば、他所でも上手くいかないでしょう。


正直、高校時代の私は学業にあまり意味を持てませんでした。


きっと、どんなに素晴らしい先生であっても、私を国公立や早慶に受からせることは出来なかったでしょう。


その道のプロと言われる人でも、合わなかったり意志がなければ手伝えないこともあります。


それを「任せたから安心」としても結果は伴いません。


任せているものが「結果」の場合は、考え直した方がいいでしょう。


「提供されるもの」と「求めるもの」を照合する


結果を見直すと言いましたが、それは「結果」は左右しづらいものだからです。


たとえば、家電量販店に行ってパソコン選びを任せたとしましょう。


店員さんが任せることができるのは「快適な動作」ではありません。


「快適な動作」に必要な「情報を提供」することです。


「快適な動作」のために、必要なCPUやモニターの大きさ、価格など情報を提供してもらい、自身の求めるものと照合する必要があります。


これは保険や投資などでも同じです。


「お金に困らない生活」を求めて相談しても、それを任せることは出来ません。


「お金に困らない生活」のために合うと思われる保険内容や投資の手法などは教えてくれても、それで「お金に困らなくなるか」の判断は必要です。


提供されるものは具体的なものです。


それにより満足できるか、幸せになるかを決めるのは自分自身です。


「任せること=相手のせい」ではなく、任せた責任があると考えて、物事を頼んでいきましょう。











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