五十嵐大輔

2021年1月12日3 分

証券口座を複数開設するべき理由

みなさま、こんにちは。DSKです。

投資を始めてみようと思った際に「どこの口座を開くのが良いか」と相談を受けることがあります。

基本はネット口座で良いと思いますが、まずは2〜3口座ほど開くことをおすすめします。

なぜ1つではなく複数開く方がいいのでしょうか。

証券口座は複数開設

投資を始める際に、どこの口座を開くか迷っている人もいると思います。

基本的にはネット証券で人気の楽天やSBI、マネックスなどで良いと思います。

ですが、出来れば2つ以上の口座を開くことをおすすめします。

なぜわざわざ初心者が複数の口座を開くべきなのでしょうか。

複数開設のメリット

では複数口座開設にどんなメリットがあるのか。

いくつか紹介します。

口座の相場を把握しやすい

複数開設して欲しい理由として、口座の相場を把握できるというメリットがあります。

株価の相場でなく、口座の相場?と思った方もいると思いますが、一口に証券会社といっても、それぞれ特徴や強みなどがあります。

扱っている商品も違いますし、手数料なども違いがあります。

複数開設することによって、これらを比較しながら投資するので、手数料や商品の良し悪しなどの感覚が養われます。

これを1つの口座に絞っていると、仮にぼったくられていても気付きにくくなってしまいます。

目的・期間別に投資を分けやすい

2つ目の理由として、目的や期間別など用途によって分けることで、混同しての失敗を減らすことが出来ます。

用途の混ざった状態で、全ての商品の用途を把握するのは大変ですし、売買や調整の際に間違えるリスクが増えてしまいます。

また用途をしっかり把握していたとしても、長期投資と短期投資などを混ぜてしまっていると、短期で儲かりそうな銘柄が出てきた際に、長期を売却して短期を購入してしまう可能性があります。

人間意外と意思が弱いもので、目の前で儲かりそうな商品があるのに「これは長期だからダメだ」と堪えるのは難しいものです。

意思の力に頼らず継続させる為にも、用途を分けた方が良いでしょう。

リスク分散になる

3つ目の理由として、リスクの分散があります。

これは投資先の分散ではなく、証券会社のデフォルトリスクに対してです。

「有名な企業だし大丈夫でしょ」という人もいますが、過去には四大証券会社の1つであった山一證券が廃業したり、有名な企業だから100%安心とは限りません。

それに最近では東証がストップするなど、倒産や不正がなくとも売買が止まってしまう可能性もあります。

止まっている間に暴落がきたりしたらやり切れません。

そういった意味でも、全てを1つの口座に入れておくことはリスクが高いと言えるでしょう。

まとめ

投資を始める際には、複数の証券会社で口座を開くことがおすすめです。

理由としては、

・サービスや商品の比較ができる

・用途を分けることができる

・リスク分散になる

でした。

投資に限らず何事も、比較したり目的別に使い分けたり、リスク下げることはやると思いますが、証券口座でも同じです。

まずは2つ口座を開いて、それぞれの違いを比較していきましょう。

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