五十嵐大輔

2021年5月15日3 分

確認するクセをつける

みなさま、こんにちは。DSKです。

先日、友人が参加したセミナーの内容を教えてくれたのですが、内容に少し違和感がありました。

その内容は合っているか確認したか聞いてみると、セミナーで言っていたからと何も考えずに信じていたようでした。

セミナーの中には、誇張したデータや不都合を隠しているという場合もあります。

以前、youtuberで嘘だらけの人もいましたし、多少の検証も必要ではないでしょうか。

嘘をついてるとは限らないが

世の中にはセミナーを始め、様々な情報がありますが、全てが正しいことだけを言っているとは限りません。

明らかな嘘を言うことは少ないと思いますが、不都合な内容を隠したり、誇張した数字などを見せることがあります。

例えば、2週間満期の定期預金が年率1%とかかれていた場合

2週間で1%増えそうなイメージがあります。

しかし、年率と2週間で期間が違います。

仮に100万円を2週間預けた場合

2週間で1%増えるなら、100万円→101万円になります。

では実際にはどうかというと、100万円→100万380円になります。

なぜこうなるかと言うと、365日で1%もらえる金利の14日分だけもらっているからです。

2週間で増える380円を提示しても誰も預けないので「1%も増える」というところだけを強調しているのです。

この様に、嘘とは言えないけれども、イメージとは違う表示というのは珍しくありません。

確認せずに「騙された」は通じない

「こんな客を騙す様なやり方はおかしい!」

と思う方も多いと思います。

ですが、こう言ったことは契約書にしっかり書いてありますし、“年利”ということは説明しているはずです。(2週間でいくら増える明確な数字は言わない)

そうなると、内容を理解してもらった上で契約してもらったと認められます。

例は定期預金でしたが、それ以外にも多くの契約書でこう言ったことは起こります。

その場の勢いだけで契約するのではなく、内容をしっかり確認するクセをつけた方が良いでしょう。

また確認するのは数字だけでなく、難しい単語なども確認することをお勧めします。

例えば、車両保険で「免責5万円」となっていて、よく分からないまま契約をし、いざ利用する時に「お金を払うなんて知らなかった」という方も珍しくありません。

ただ、契約書にはちゃんと書いてあるので、知らなかったは通りません。

数字が正しいのか。この単語の意味は何か。誇大や隠蔽はないか。

の確認が必要です。

確認する事でリテラシーが高まっていく

確認をすることで、自分の身を守ることに繋がりますが、他にもメリットはあります。

それは確認を繰り返すことでリテラシーが高まることです。

初めて知った情報や言葉を確認していくことで、1つずつ知識が増えていきます。

そして確認作業をするには調べる力が必要なので、検索能力や検証能力が上がっていきます。

知識や調べる力がついてくると、相手に出されたデータや話に対しての違和感にも気づきやすくなります。

違和感があればまた調べる。そして真偽を検証する。

この繰り返しにより、少しずつ身を守るためのリテラシーが備わっていきます。

リテラシーが高まってくれば、質問の質も上がってくるので、より専門的な話を引き出すことも可能になります。

一定以上のリテラシーができれば、自分が専門家になることも可能です。

それによって本業とは別に副業として収入を得ることも出来るかも知れません。

世の中には知らないと損することは沢山あります。

気になったことを確認するクセをつけ、リテラシーを高めて人生をより良くしていきましょう。

LINE@友達追加↓役立つ知識やセミナー情報などを配信しています!

    170
    0