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五十嵐大輔

心の準備はOK?暴落に備えよう!

みなさま、こんにちは。DSKです。


株式など値動きがある資産では、保有中に相場や価格が暴落することがあります。


投資のリターンはリスクと比例しているので、高いリターンを狙うほどこの暴落の可能性は考慮しておかなてはなりません。


またインデックス投資の様に長期間で投資する場合には、投資期間中に歴史的な暴落を経験する可能性もあります。


自分の資産が目減りしていくことは、心理的な面で非常につらいです。


暴落時には、どの様な行動を取るべきか。


また暴落に備えて心の準備もしておくことが重要です。


暴落に備えて持つべきマインド


長期投資をしていると大きな下落や歴史的な暴落に見舞われることも少なくありません。


過去にもITショックやリーマンショック、最近ではコロナショックなど、実際に歴史的な暴落がありました。


投資において資産を減らさない事は大切ですが、この様な歴史的な暴落は数年に1度は訪れる可能性が十分にあります。


そのため暴落自体を完全に避けるより、暴落して資産価値が下がった際の心の持ち方が重要になります。


暴落時に資産が下がった時には


「通常時より多くの資産を買い増せる」

「価格回復時の売却益の最大化を狙える」

「焦って狼狽売りが一番危ない」


ということを理解しておきましょう。


資産価格が暴落して自分の資産が減っているという事は、逆を言えば資産を安く買えるタイミングでもあります。


長期的には回復が見込める資産である場合、追加購入には非常に有利なタイミングです。


暴落相場においてリスク回避のために資産売却を急ぐ投資家が多いですが、一時的に暴落しただけの資産は回復時には大きく値を戻す可能性が十分にあります。


そのため成績や将来性が悪くないのに暴落した資産は、暴落時にこそ買い増すべき資産といえるでしょう。


反対に、最初から価格が下落したら手放す予定の資産であれば、暴落の波に飲まれ最安値を付ける前に損切りをすることも選択肢の1つです。


暴落したとしても、それは含み損なだけで、損失は確定していません。


それを暴落したからと言って、焦って売却してしまっては損失が確定してしまいます。


暴落の波に飲まれ焦って狼狽売りをしてしまう原因は、購入した目的や理由を見失ってしまうためです。


どの資産を「どの様な目的に対して」「どんな理由で」投資したのかを把握し、暴落に対してのシミュレーションを行っておくことが大切です。


暴落時に行う対処法


暴落時に必要な考え方を説明しましたが、それを踏まえた上でどのように対処するのが良いのでしょうか。


主な対処法は「買い増し」「損切り」「放置」です。


まずは「買い増し」


先ほども説明しましたが、価格が下がった時は「買い増しのチャンス」でもあります。


長期で保有するべき資産が一時的に暴落したタイミングで購入すれば、回復時には資産を増やすことが出来ます。


この対処法は主に、インデックス投資など長期的に成長することを見込んで、長期保有をする場合に有効でしょう。


続いて「損切り」


焦っての狼狽売りは危ないと説明しましたが、損切り自体がNGと言うわけではありません。


短期的な上昇での売却益を目的とした投資であれば、損失許容額を超えたタイミングですぐに損切りをするのが得策です。


短期的な投資では、自身の中で損切りラインを作っておくことが重要です。


なぜなら、投資先の選定で長期的に成長するか否かを判断していないからです。


長期的な判断をしていないのに、暴落した後に「回復するかどうか」を考えていたのでは損失を膨らませる可能性が高くなります。


短期投資の場合、予定していた値幅を超える様な暴落に対しては、早めの損切りによる撤退が有効です。


最後に「放置」


「放置」とは言葉のままで、買い増しも損切りもしないことです。


一見、無策に感じるかもしれませんが、保有している資産によっては有効です。


例えば、高配当株などのインカム(配当や利息)目的での保有をしている場合。


インカム目的の資産は保有していれば定期的に収入が得られます。


日本では少ないですが、米国では数十年と言う単位での連続増配当企業が多数存在します。


現在でも連続増配が続いているという事は、歴史的な暴落時においても増配をしたという実績があります。


仮にインカム目的として保有する株が暴落したとしても、増配が維持されれば損切りをする必要性はありません。


また損切りすることによって、将来のインカム収入を途切れさせてしまうことにもなります。


こういったインカム目的で投資する場合は、暴落したとしても放置しておくことが有効といえます。


目的に合わせたマインドと対処を


以上の様に、暴落時の対処法は投資目的によって変わります。


どの対処法を利用するべきかは、投資目的の理解がしっかりしていることが重要になります。


短期投資で将来性を見てない銘柄を買い増しして損失のまま終わってしまった。


長期保有の配当株なのに慌てて売って安定収入を失った。


など、対処法を間違えれば損をして終わりです。


考え方の部分でも書きましたが「資産を取得する目的」と「その資産にした理由」を明確にして意識しておき、暴落時に落ち着いて適した対処をすることが必要です。


それでも暴落時には慌てます。


ジェットコースターに乗る時に、どう落ちるのかも分かっていて、安全バーをしっかりしていても怖いですよね。


投資も同じで頭でわかっていても、実際に起こると冷静さが失われます。


「暴落はある」そして「冷静じゃいられなくなる」ことを意識して、暴落の準備をしていきましょう。











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