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五十嵐大輔

下がりもするがいつかは戻る

みなさま、こんにちは。DSKです。


最近、積立をしている知人から「最近、相場が悪くなりそうって聞いて不安」と相談をされました。


知人は短期投資ではないので「下がってもまた戻るんで続けてください」と話しました。


何度か言っていることですが、資産形成は長期保有が大切です。


相場はいつか戻ると信じて、続けることが大切です。


ということで、本日のテーマは【下がりもするがいつかは戻る】です。


金融資産の割合が変わってきた

現在の日本では金融資産の半分が預貯金と、欧米に比べてリスク資産は少ない傾向にあります。


しかし「老後2000万問題」の影響や、NISAやiDeCoが始まったことにより、徐々に投資を始める人が増えました。


今までは預貯金をしっかりしていることが重要な資産形成の方法でしたが、それでは十分ではないと多くの人が感じた結果、リスク資産の保有も多くなってきました。


このまま増えていけば、日本人の資産も欧米などのようにリスク資産の割合が大きくなっていくでしょう。


そうなると、相場の変動が資産価値への影響が大きくなるのは必然となります。


リーマンショックや昨年のブラッククリスマスなどが起こるのは不安が大きいと思います。


リスク資産が増えると資産変動も起こりやすくなる

家庭の金融資産のうち、リスク資産の割合が増えるということは、資産の変動が今より大きくなります。


家庭の金融資産のうちリスク資産が大半を占めるようになると、その資産は相場に大きく左右されることになります。


今まで安定性の高い預貯金がメインだった日本人としては怖い所かもしれません。


しかし、この家庭資産が相場に大きく左右されるメリットもあります。


例えば、アメリカでは金融資産のうち50%程度のリスク資産を保有しています。(日本は15%程度)


これにより、国として相場が悪くなる様な政策は取りづらくなり、必然的に経済成長する様な政策を取ります。


日本政府にはこう言ったプレッシャーがないので、空白の30年なども出来てしまいました。


ただ当然、政策を講じても相場なので上下はしますが、この上下するということを誤解しない様に気をつけましょう。


相場は下がるだけじゃなく”上下”する

投資において、相場が上下することは当然で避けることは出来ません。


しかし、「相場は必ず上下するのでリスクがある」


この言葉を「下がる危険があるから気を付けろ」ととる人がいますが、それはもったいないです。


リスクとは振れ幅なので、上下する=リスクがあるのは当たり前です。

さらに言えば、上下なので”上昇して利益になる”可能性も大いにあり得ます。


特に、長期で行っていればどこかで必ず下がる局面はありますが、世界経済は長期的には右肩上がりです。


歴史を見ても、一時的な暴落があったことは何度かありましたが、最終的には保有し続けた人は資産を増やしています。


一時的な暴落は「今は上下の下の時」と割り切りが必要です。


もちろん、先のない銘柄に投資した上で保有し続けるのは危険ですが、インデックスなどの相場全体に関してはちゃんと回復しています。


不安材料にだけ囚われず、しっかり全体を把握して資産形成をしていきましょう。









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