みなさま、こんにちは。DSKです。
先日、知人の資産形成の相談に乗っていた時の事です。
「僕は飽き性だから、そんな何十年も続けられるか心配」と言われたので、「じゃあ、いっそ忘れよう」と話をしました。
実はこの忘れると言うのは、資産形成にとってのコツでもあります。
ということで、本日のテーマは【資産形成は忘れてください】です。
資産形成には積立投資が重要
昨年の年金2000万問題から、資産運用のために積立投資を始める人が増えてきました。
ですが、中には「先の見えない長期投資は怖い」と感じている人もいるでしょう。
確かに相場を100%読むことはどんな投資家でもできません。
しかし積立で行うことで、時間的な分散になりリスクを下げることができます。
また経済は短期での浮き沈みはありますが、長期的には基本的に右肩上がりになります。
さらに長期投資の利点として複利効果があります。
長期で複利の力を使うことで、少額でも大きく増やすことができます。
実は将来が見えなくてリスクを嫌う人ほど、積立投資は向いているのです。
人の意思の力は強くない
では積立投資をする上で大切なことはなんでしょう。
それは自動化です。
貯蓄をする時も、先に貯める分を自動振替すると上手くいくように、投資でも自動化することが効果的です。
「別に自動化しなくても、積立していけば良いんでしょ。」
という人もいますが、毎回手動で入金や買付けなどを行うことは、よほど強い精神力がないと継続できません。
大抵は「行く時間が取れなかった」「今月は臨時出費があったから」「相場が悪いから様子を見よう」など、何か理由が出来てしまい中断してしまう事になります。
そういった事を防ぐために、最初に設定だけして後は自動で勝手に運用されていく形が良いのです。
忘れるくらいでちょうど良い
自動での設定が終わったら、その後は相場や価値がどうなっているのかは、あまり気にしないことです。
出来れば、その事を忘れてしまうくらいがちょうど良いでしょう。
たまに思い出して確認する程度で大丈夫です。
基本的にインデックス連動している投資であれば、長期的に見れば右肩上がりになりますし、短期的な相場の状況に左右されても意味がありません。
それならば、その時間好きな事を考える時間に使った方が、精神的にも生産性的にも有意義です。
「相場は読めない」と「経済は長期では右肩上がり」は多くの優秀な投資家たちが経験から得た知恵です。
優秀な投資家たちの知恵を信じて、忘れるくらいのつもりで落ち着いて資産形成していきましょう。
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