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五十嵐大輔

積立NISAを始める前に!デメリットを確認しよう!

みなさま、こんにちは。DSKです。


投資の話をしていると「積立NISAが良いって聞くから、積立NISAをやれば良いんだよね」と聞かれることがあります。


積立NISAは良い制度だと思いますが、デメリットもあるので確認はしておきましょう。


ということで、本日のテーマは【積立NISAを始める前に!デメリットを確認しよう!】です。


積立投資が浸透してきた


年金2000万不足問題から世の中が投資に興味を持つようになり、積立NISAを検討する人も増えてきました。


2019年の1年間だけでも、積立NISAは85万口座増え、買付金額も2000億ほど増えました。


政府も積極的に推していますし、ネットなどでも多くのところで推奨されています。


しかし、積立NISAも完璧なものではなく、デメリットもあります。


投資に限らず、何ごともメリット・デメリット両方を理解する必要があります。


しっかりデメリットも確認して始めていきましょう。


期間終了時に含み損があると取得額が下がってしまう

積立NISAで大きなデメリットとなるのが、課税口座に移った際に評価額が下がっていた場合です。


積立NISAは期間が終わった後、課税口座に自動的に移管されます。


例えば20年で240万投資をしていたとして、評価額が300万であれば、課税口座に300万を入れたことになります。


したがって、そこから評価額が400万になった場合、400ー300で差額の100万に対して税金がかかります。


課税口座に入ってから100万増えたので、その分に税金はかかるのは当たり前ですね。


気を付けなければいけないのが、期間終了時に含み損になっていた時です。


仮に移管時に200万に下がってしまっていて、その後240万まで戻った場合はどうなるか。


本来なら240万投資して、上下した結果240万に戻っただけなので+ー0です。


しかし課税口座での取得額は200万となるので、40万増えていることになり、その40万に対して税金がかかるのです。


他にも細かいデメリットはある

以上が一番大きなデメリットと言えると思いますが、他にも細かいデメリットはあります。

積立NISAの年間限度額は40万ですが、これは再利用ができません。


例えばA信託で30万取得したが、Bの方が良いと気づいて切り替えようとしても、残りの枠は10万なので、30万全部は投資できません。


また、積立NISAの限度額40万は1/1〜12/31で1区切です。


12/31に始めた場合、1年目は1日だけとなってしまいます。


他にも、他の投資との損益通算ができなかったり、口座の移行が面倒だったりします。


積立NISAは国民の資産形成を行うのに効果的な制度です。


ただデメリットもありますし、人によっては違うものが適している場合もあります。


「ネットやテレビでお勧めしているから」ではなく、メリット・デメリットを把握して、自分にとって最適なのか判断していく必要があります。


長期的な計画を立て、どうやったら目標を達成できるか。方法を考えながら投資を行なっていきましょう。











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