昨年からインデックス投資を検討する人が増えています。
現在はコロナの影響もあり、様子を見ていると思いますがこの機会に、どういったところに資産を置くべきか考えるのも良いでしょう。
世間でS&Pが良いと言われていますが、なぜ良いのか。
その理由や、どういったところに置いておくべきか考えていきたいと思います。
GAFAMの時価総額は東証1部以上!?
GAFAMはS&Pでも多くを占める
投資は成長するところに資産をおく
GAFAMの時価総額は東証1部以上!?
日本経済新聞は昨日、米国企業のGAFAMの時価総額が東証一部を上回ったと報じた。
「株式市場で巨大IT(情報技術)に資金が集中している。米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。(以下略)」
出典:2020/5/8 日本経済新聞 電子版
GAFAMとは、Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの5つの大企業を指して使われる言葉です。
2010年あたりでは、GAFAMの時価総額は東証一部の20%程度でした。
昨年末の時点で、GAFAMは近い将来東証一部を超えると言われていましたが、この10年で素晴らしい成長速度によって、予想以上のハイペースで超えてしまいました。
GAFAMの時価総額の合計は560兆円以上で、これは日本の国家予算の5倍以上、時価総額日本一のトヨタ社の30倍近くです。
現在のテレワークやインターネット主流の生活の軸であり、また次世代への投資も十分に行える余剰資金があることを考えると、これからも成長していくと思われます。
GAFAMはS&Pでも多くを占める
またこのGAFAMは、米国の代表的な指標であるS&P500の上位企業でもあり、この5社だけでS&P500の20%近くを占めています。
成長しきって止まったわけではなく、2019年でもAppleは86%上昇し、Microsoftは55%上昇しています。
S&P500自体が、米国市場の8割を占めています。
そのS&P500の20%近くというのですから、どれほど大きい規模なのかが分かります。
データビジネス、デジタル化への動きはコロナによって更に加速すると思われ、GAFAMのビジネス拡大は止まらないでしょう。
資源のない日本企業は一時期、技術によって世界のトップに躍り出ましたが、今では世界ランキング上位からは外れています。
投資は成長するところに資産をおく
近年インデックス投資が流行っていますが、インデックスであれば何でも良いかというとそういうわけでありません。
インデックス投資と言っても基本はおなじで、これから成長するであろう場所に、資産を置いておくことが必要です。
ドルコスト平均法だからと安心している人もいるかも知れませんが、ドルコスト平均法も万能ではありません。
ドルコスト平均法といっても、あくまで将来的に成長するであろう市場であることが大切です。
今後衰退していく市場や、最後に下がってしまうなどに投資すれば損失が出やすくなります。
同じインデックスでも、どこを選ぶかで増え方は変わります。
それこそTOPIXとS&P500では大きく違いが出るでしょう。
まとめ
GAFAMの時価総額の合計が東証一部全体を超えた。
GAFAMはS&Pの上位5社であり、S&P500の20%近くを占める
投資をするなら今後成長するところへ。
インデックスや積立であっても変わらない。
現状、日本市場はS&P500の様に世界を牽引するリーダー企業があるわけでもなく、新興国の様に発展していく事も難しいでしょう。
どうせリスクをとって投資をするなら、増える方が良いと思います。
成長するところに資産を置いて、効率的に増やしていきましょう。
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