誰でも資産5000万は作れる
- 五十嵐大輔
- 2020年7月2日
- 読了時間: 4分
コロナ禍を経験して、多くの人がお金の大切さを感じ、資産形成のため投資を開始しました。
しかし、いざ始めたは良いが、
どれくらい資産形成すればいいのか。
どの程度の資産が築けるのか。
分からず、正しい選択だったのか不安な人もいると思います。
そこで今回は「一般の人でもお金持ちになれるのか」
これを考えていきます。
結論
結論から言うと大金持ちは、一般の人には難しいでしょう。
資産形成の方程式は単純で「収入ー支出+投資利益」です。
大金持ちになるには、この3つの内どれかが飛び抜けてないとなれません。
しかし、小金持ちであれば、多くの人が実現可能です。
一般の人はまず、小金持ちになることから始めていきましょう。
富裕層の定義
では、具体的に富裕層とはどの様な人のことを言うのか。
野村総合研究所の分けた分類によると

出典:NRI野村総合研究所 - https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2018/cc/1218_1
超富裕層 :純金融資産5億円以上
富裕層 :1億円以上5億円未満
準富裕層 :5,000万円以上1億円未満
アッパーマス層 :3,000万円以上5,000万円未満
マス層 :3,000万円未満
となります。
純金融資産とは預貯金、株式、債券、投資信託、生命保険や年金保険などを言います。
2017年時点での日本の世帯数は5042万5000世帯
人口の83%がマス世帯に位置しています。
超富裕層は特別だが
では83%のマス層から抜け出す為に、何をすればいいのか。
資産形成の方程式は単純で「収入ー支出+投資利益」です。
沢山稼いで、使う額は少なくして、余剰資金を高い利回りで運用するだけです。
言うは易しで、実際に大金持ち(超富裕層=資産5億円以上)を目指す為には、この3つのうちどれかが非凡である必要があります。
年収がとても多い(2500万以上)、支出がとてつもなく低い(年100万)、投資利回りが異常に高い(年20%)など。
これらは不可能とは言えませんが、一般的には難しいでしょう。
ですが、小金持ち(資産5000万以上)は一般の人でも狙えます。
大金持ちと違い、小金持ちは収入を少し高く、支出を少し抑え、投資利益を少し高くすれば良いのです。
具体的な方法は
でも、資産5000万も十分大きな額です。
本当に狙えるのでしょうか。
試算してみましょう。
日本人の平均世帯年収は約420万円(平成30年度国民生活基礎調査の概況より)
平均世帯支出は約25万×12ヶ月=300万(総務省家計調査より)
単純に計算すると年間120万の余剰資金があることになります。
仮に年間120万(月10万)を25年間、年利5%で積立運用した場合
25年後には5300万を作ることができます。
もちろん「平均も収入がない」や「支出が平均より高い」という事もあるでしょう。
逆に「支出は少ない方だ」や「人より給料は多くもらっている」人もいると思います。
そう言った場合、状況にあわせて収入や支出を変えていけば良いです。
収入が足りないならば転職や副業で補うことは出来ます。
支出も保険などの固定費の削減や、使い方の見直しなどによって抑えることができます。
投資額が少なくても希望はある
それでも「年間の投資額がそんなに出せない」という人もいると思います。
そのような方の場合、投資利回りをあげたり、年数を変えると言う方法があります。
先ほどは年利5%で計算しましたが、これを7%にしてみると月7万円で約5000万になります。
7%も利回りが出るのか不安な方は下の表を見てください。

出典:S&P - Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/S%26P_500_Index
Wikipediaに乗っているS&Pの実質利回りです。
25年間運用すると、低い時で平均9%、高い時は平均17%です。
これを考えると7%は現実的ではないでしょうか。
また月に7万円も厳しいと言う方は、さらに年数を伸ばしてみましょう。
月5万円で年利7%の運用を30年間行った場合、資産額は約5200万になります。
月に5万円くらいならば、副業によって作ることができるのではないでしょうか。
まとめ
5000万〜1億の資産があれば、老後の不安度も違います。
投資額や利回り、投資期間によってバラツキはありますが、小金持ち=資産5000万クラスならば、十分狙えるのではないでしょうか。
もちろん利回りを上げたり、期間を長くすることはリスクも上がるので、出来れば収入を増やすことを最優先で考えた方が良いでしょう。
しかし、適切な行動を取ることによって小金持ちになることは可能です。
無理をする必要はないですが、少しずつでも資産形成を始めていきましょう。
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