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世界的に不景気な中、資産運用とどう向き合っていくか

みなさま、こんにちは。DSKです。


先日、アメリカのGDPが大幅なマイナスと報じられましたが、31日にはユーロ圏がさらなるマイナスと発表されました。


また、日本も大勢の失業者がでています。


この状態で資産運用を続けていても大丈夫なのでしょうか。


ユーロ圏はアメリカ以上のマイナス、日本も大勢の失業者


先月30日、アメリカの第2四半期のGDPの伸び率が、年率換算でマイナス32.9%と過去最悪の下げ幅になったとアメリカ商務省が発表しました。


翌31日に、EU(ヨーロッパ連合)が発表したユーロ圏内のGDPは、年率換算で−40.3%。

ー32.9%だったアメリカを超える落ち込みとなりました。


日本では公表はまだ(4−6月期の1次速報は8月17日)ですが、民間の予測平均では−26.3%という予想もされています。


また厚生労働省は30日、新型コロナウイルス感染拡大に関連する解雇や雇い止めが29日時点で見込みを含めて4万人を超えたと明らかにしました。


5月が1万2952人

6月が1万2688人

7月も29日までに1万621人


毎月1万人以上のペースで増えており、緊急事態宣言を解除してから2カ月が経過した現在も、失業者がだんだんと増えている実態が浮き彫りになりました。


この様な世界的な不況の中、資産運用を続けても大丈夫なのか。


また、どの様にやっていけば良いのか。


不安に感じている人も多いと思います。


結論を言うと、今まで通り行ってください。


航路を守って継続していく


アクティブ運用を行っている個人投資家の方は、各々の判断で頑張ってもらうとして、インデックスの積立投資を行っている方は、今まで通り継続して積立をしていきましょう。


毎日の様に、上がり下がりが報じられていますが、あまり気にせずに淡々と続けましょう。


業績が悪い企業のニュースや、倒産する企業のニュースなどが溢れかえり、不安にもなると思いますが、インデックスには下落した企業もあれば、GAFAMのように成長した企業もあります。


「GAFAMは特別だ!」という方もいるかも知れませんが、もちろんGAFAM以外にも成長して黒字経営の企業はあります。


これらの企業が混ざり合って指数をつくっているので、インデックス積立は安値の逆張りと高値の順張りを毎回行っている様なものです。


両方が混ざっているので、リターンは下がりますが、リスクも抑えることができています。


そして継続していくことで、将来的に好転した際に大きな利益へと変わってくれるのです。


結果的にリスクを抑えながら、利益をだしていけるので合理的です。


終わらない不況はない


継続して、好景気になったら大きな利益になると言っても、不景気がいつか本当に終わるのか不安な方もいると思います。


特に日本には失われた20年という、停滞し続けた期間があるので、不安な気持ちはわかります。


しかし、終わらない不景気はありません。


上の画像は、過去のブラックスワンイベント(リーマンショックなどの暴落)がどれだけ続いたか、まとめています。


円グラフの中にイベント名と下落率、外の円には回復するまでの日数が書いてあります。


こちらを見ると、過去に大きな暴落はいくつもありますが、そのどれもが回復しています。


−56.8%も下落したリーマンショックも1022日(3年弱)で回復しています。


今回のコロナ禍に関しても、すでにかなり回復しているので、将来的により成長していくと予想されます。


また上の表はS&P500の利回りをまとめたものですが、15年以上継続して続けた場合、いつから始めても利益が出ていることが分かります。


もちろん、未来のことなので100%の保証があるかというとそういう訳ではないですが、確率を考えると継続運用で良いでしょう。


まとめ


現在、日本だけでなくアメリカ・ヨーロッパなど各国が不景気となっています。


資産運用に関しては、インデックス積立の場合、スタンスを変えずに継続していくべきでしょう。


アクティブ運用に至っては、各人のスキルや能力が重要になりますが、重々承知の上で行っているでしょうから、自身の判断を信じてください。


そして、今はインデックス積立にとっては不安な時期かもしれませんが、不安定な時期ほどインデックスのメリットがありますし、今後の助走期間にもなります。


終わらない不景気はない。と腰を据えてコツコツ継続していきましょう。











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