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積立で始める時期を考えるのはムダ。余剰資金を作って早く始めよう。

五十嵐大輔

世界的に景気が悪くなったコロナ禍。


二番底を警戒して、投資を控えようと考えている人もいると思いますが、積立投資に関しては全く関係ありません。


むしろ、近いうちに二番底がきてくれるならラッキーくらいで始めましょう。


それよりも、これからの不景気でどう余剰金を増やすかを考えた方が良いでしょう。


積立で時期を考えるというムダ


投資を行う際に、高値掴みをしないようにタイミングを考えることは大切です。


しかし、それは一括投資の場合です。


積立の場合はタイミングを考えることは、むしろ無駄でしかなりません。


それは以下の様な理由があります。


  • 将来の値動きは正確に予測できない

  • 初期の値動きは結果には微々たるもの

  • 期間が長い方が余裕ができる


将来の値動きは正確に予測できない


まず投資の大前提として、将来の相場を正確に予測する事はできません。


天才投資家であるウォーレンバフェットでさえコロナ暴落を予測できませんでした。


二番底を待っている間に数ヶ月〜数年経ってしまったら、その期間ロスする事になります。


初期の値動きは結果には微々たるもの


また、例え今月から積立を始めたとして、来月に二番底になり50%資産価値が減ったとしましょう。


1万円だったら5000円の含み損ですが、最終的な数百万〜数千万にとって、どれだけのダメージでしょうか。


積立後期に値動きを気にするのは分かりますが、初期段階の少額の時に値動きがどうなるかなど気にする意味はありません。


それよりも1ヶ月でも早く始めた方が良いでしょう。


期間が長い方が余裕ができる


ではなぜ早く始めた方が良いかと言うと、その分期間に余裕を持たせる事ができるからです。


積立投資は初期の値動きは大した問題ではありませんが、後半には少しの値動きが大きく影響します。


終盤で暴落がおきると、資産回復までの期間が必要となります。


例えば、老後資産として20年間の予定の投資が、20年目に暴落が起きてしまったとします。


この時すでに定年を迎えていたとしたら大変ですね。


しかし、仮に40代などであれば、もう少し待ってからにしようと余裕ができます。


じゃあ、その余裕期間も計算に入れて始めるとしても、その分開始時期を早めなければいけなくなります。


積立で年数が少なくなる事はリスクが上がることになるからです。


予測が出来ず、最初の損失は影響が小さい。


それならば建て直しの期間も取れる様に、今すぐ始める方が有効だと言えるでしょう。


投資の有無が格差に変わる


資本主義社会には格差があります。


その格差は今後も広がっていくとされています。


会社員が一生懸命働いて、年収を100万増やすのには大変な労力が必要です。


ですが、お金持ちは1億円を年利1%で運用して終わりです。


投資をしなければ、将来その分不利になりますし、投資は資金が多ければ有利です。


その資産をつくるために、少しずつでも投資を行っていくのです。


そのための方法として積立投資はとても有効です。


リスクを抑えながら、初心者でも資産形成を行えます。


しかし、投資をしたくてもコロナ禍で家計が厳しい人や、給料自体が安くて厳しい人もいると思います。


家計を見直したり、副業を始めたり、転職をしたり、自分で企業するなど、どうやって投資資金を増やしていくかを考えることも重要になります。


今回のコロナ禍は、改めて考え直す機会になるでしょう。


まとめ


資本主義は格差があり、それは資産があるかどうかで大きく変わります。


その資産を作るのに積立投資は有効な手段です。


積立投資は出来るだけ早く始めた方が良い。


その投資資金がないのであれば、働き方を変え投資ができる状況にしていく事が大切です。


今どうではなく、将来どうなるのかを考えて、やれることから始めていきましょう。











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