みなさま、こんにちは。DSKです。
11月も終わりに近づき、年末恒例の宝くじが発売開始されました。
銀座の宝くじ売り場では、多くの人が列をつくった様です。
今年はコロナ禍で大変だったのもあり、宝くじに希望を持った人もいるのかも知れません。
ただ、宝くじは買った瞬間に損をする商品です。
浪費として遊ぶ程度にしておきましょう。
コロナ禍で宝くじを買う人が増加
今月24日に、毎年恒例の「年末ジャンボ宝くじ」が、全国で一斉に発売されました。
銀座の宝くじ売り場では、発売前からおよそ150人が列をつくったとニュースになっていました。
今年はコロナの影響で生活が厳しくなった人も多く、宝くじに夢を見る人が増えた様です。
オンラインでの販売も人気で、ここ半年間で会員登録はおよそ50万人増え、280万人を超えたそうです。
年末ジャンボは1等・前後賞あわせて賞金額は10億円
1等の7億円は、22本用意されています。
「22本もあるならば、もしかしたら万が一があるんじゃ?」と思うかも知れませんが、そんなに甘くはありません。
では宝くじの当選確率は、一体どれくらいなのか。
宝くじの1等当選確率は2000万分の1
年末ジャンボ1等の当選確率は2000万分の1です。
2000万分の1がどれくらいの数字かと言うと、東京都の人口が約1400万人、千葉県が630万人なので、この2つの都県を合わせた全員から1人選ばれるくらいの確率です。
そうすると「1等は難しくても4等5等なら」と言う方もいるかも知れません。
確かに4等、5等であれば確率は上がります。
例えば4等5万円は10000分の1、5等1万円は333分の1なので大きく確率は上がります。
それでも確率として1%もありません。
99%以上ありえないことにお金を使うことは浪費としか言えません。
「でも沢山買ったら当たるのでは?」と感じる方もいるかも知れませんが、残念ながら宝くじは購入した段階で損をする様にできているので、やめた方が良いでしょう。
宝くじの期待値は半分以下
宝くじは購入した段階で損をすると書きましたが、それは宝くじの還元率が低いためです。
宝くじの還元率は「当せん金付証票法」という法律で、50%を超えないよう定められています。
出典: 総務省「宝くじ・公営競技・サッカーくじの実効還元率」
図を見ていただいても分かる通り、宝くじの還元率は45.7%=1枚あたりの当選金額は150円以下なのです。
つまり150円以下の価値しかないものを、わざわざ300円で購入していることになります。
これが投資やビジネスなら即撤退するはずです。
損をする人と得をする人がいるので、一律ではありませんが、それだけ宝くじの当選確率と還元率が低いことを理解した上で、夢を買うなら良いでしょう。
ですが夢を見るために買うのであれば、それはエンターテイメントです。
あくまでエンターテイメントに支払っている浪費と認識して、最低限で済ませる様に気をつけましょう。
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