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コロナ禍でも都心投資マンションが暴落しない訳

みなさま、こんにちは。DSKです。


新型コロナウィルス感染拡大で、東京の中心部から郊外に移動する人が増え、不動産価格は下落すると言われました。


しかし現状、都心中古マンションの販売価格は下がっていません。


むしろ、昨年9月には2002年の集計開始以来の最高値を3カ月連続で更新、11月には5ヵ月連続で上昇しています。


なぜ都心マンションは暴落しないのか。


都心中古マンションの需要が高い


都心中古マンションが値下がりしない理由として、次のようなものがあります。


金融機関の担保評価が変わらない


ローンを借りてマンションを購入する場合、金融機関の物件評価額が下がれば、借り入れ可能金額も下がり、物件の購入が難しくなり価格も下落します。


ですが現状、金融機関の都心中古マンションへの評価は、低金利の継続と市場価格の安定もあり、あまり変化がなく物件価格の値下げにつながっておりません。


家賃水準は変わらない


同じ物件でも、家賃が下がり賃貸利回りが低下すれば価格にも影響します。


しかし都心中古のマンションの家賃は、一部若干下がったところはありますが、全体的に安定しています。


投資希望者=需要の増加


コロナの影響もあり、資産運用に興味を持ち始めた人が急増しており、金融商品だけではなく、投資用不動産にも興味を持つ人が増え、需要が高まっていることも要因です。


売却=供給の減少


またコロナの影響で、労働収入が減る人が多い中、既に不動産を持っている人は安定した家賃収入を教授しています。


今の不安定な時期に売るより、安定収入を得る方が得だと、売りを控える人が増え供給が減っています。


需要は高い一方、業者は競争している


以上の様に、都心の投資用マンションの需要は依然として高いので、予想された様な暴落はおこっていません。


では、どんどん上がるかと言うとそうでもありません。


需要が高いと言っても、あまりにも高い金額では売れるわけもないので、適正な価格になります。


それにより業者は仕入れ競争となり、薄利多売で販売数を増やすという動きになっています。


業者の利益が少ないということは、投資家にとってはコストが少ないということなります。


「この時期に値下がりしてないのは割高」というわけではありません。


「暴落らしい」と不確実なものを待つより、ちゃんと数字が釣り合うかを考えて検討すると良いでしょう。














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