みなさま、こんにちは。DSKです。
メディアやSNSなどの影響もあり、資産運用を始める人が多くなってきました。
投資を始めたみなさん、どうでしょう。
始める前と始めた後でイメージが違った人もいたのではないでしょうか。
今回は、資産運用を始めると実感する大切なことについて説明します。
資産運用を始めれば資産が増えて将来安心！？
みなさんが投資を始めようと思ったきっかけはなんでしょう。
「もっとお金に余裕が欲しい」「老後資金のために」「将来リタイアがしたくて」
色々あると思います。
また、投資を始めるときにどんなイメージを持っていましたか。
「投資をして自分もお金持ちになる」「不労所得で生活できる様になる」「毎月どんどん投資して沢山増やす」
意気込みも沢山あったと思います。
そんな投資を始めた人たちに、始めてみて実際どうかを聞いてみると、こんな答えが返ってきます。
「意外と増えない」
「全然投資に回せない」
「ゴールが全然見えない」
「働いた方が早い」
「今のやり方で合ってるのか」
大小はあると思いますが、多くの人がギャップを感じています。
投資はお金を増やすものですが、実際に始めてみると「思ったより増えない」ことが分かると思います。
そして、投資前には気づかなかった大切な事に気づきます。
月３万の節約は１０００万の価値がある
投資を行って多くの人が気づくことに「意外と増えない」というものがあります。
投資は長期的に増やしていくものですし、上がったり下がったりを繰り返しながら、少しずつ増えていくものなので大きく増えるということはありません。
それに、将来増えても比較的安定的な資産運用を考えると年３〜５％くらいしか増えません。
１０００万まで増やして運用しても、毎年３０〜５０万、月にすると２.５〜４.１万です。
「リタイアするためにはどれだけの資金が必要なのだろう」と途方に暮れてしまう人もいます。
ただ、この真実を知る事によって、逆にあることを実感する人も多くいます。
それは「支出削減」の凄さです。
固定費を見直しをして、浪費を減らして月に３万円を削減できたとします。
「たった３万円かぁ」と感じるかもしれませんが、これを４％ルールの資産運用で作ろうと思うと９００万の資産が必要になります。
より安全に３％ルール行おうとすると１２００万もの資産が必要になります。
つまり、毎月３万円分のキャッシュフローを生み出すということは、１０００万の資産を持っているのと同じことなのです。
これを資産運用の増え方を知ると、固定費を見直すだけで、数百万円分の価値を生み出す凄さを実感できるのです。
資産運用より自己投資の方が爆発的に増える
世界のお金持ちたちは、ほとんどの場合ビジネスで成功した後にお金持ちになっています。
一部の例外を除き、いきなり投資でお金持ちになったわけではありません。
これは資産運用するより、スキルを磨いて稼いだ方が断然利回りが高いからです。
先程の例でいうと、資産運用で年間１００万円を得ようと思うと２５００万〜３０００万の資産が必要になります。
仮に資産運用で年収を３００万円増やそうとしたら７５００万〜１億円の資産が必要なのです。
会社員のまま年収を増やすのは大変です。
ですが、自己投資をして副業を行って月に１０万を稼げる様になるとします。
「たった１０万かぁ。」と思うかもしれませんが、それは資産収入でいえば数千万円分の価値があるのです。
しかも、稼ぐ力を磨いていけば、仮に会社の収入が減ってもやっていける力が磨かれているということなので、本業１本の人に比べて不安の度合いは大きく違います。
極論、月に１０万円を自分で稼げるなら、資産運用をしなくとも年金２０００万円問題は問題ではなくなります。
それほど、稼ぐ力は大きな価値があるのです。
資産運用は無駄というわけではない
上記で支出削減と稼ぐ力の大切さを説明しましたが、だからといって資産運用はしなくて良いかというと、そういう訳ではありません。
資産を形成し、それを運用することは安定剤になります。
例えば、急に病気で働けなくなってしまった場合、資産収入があれば生活に困窮する確率が下がりますし、資産収入が高ければ「働かない」という選択肢を選ぶこともできます。
また節約の効果は高いですが、節約には限界があります。
ですが資産収入には限界はありません。
大切なのは、支出削減と稼ぐ力の効果を実感した上で、それを最大限使いながら資産形成をしていき、人生の安定度と選択肢を増やしていくことです。
どれかに偏るのではなく、全てをうまく活用して、よりよい人生にしていきましょう。
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