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五十嵐大輔

投資は「今」のためじゃない

みなさま、こんにちは。DSKです。


投資の相談を受けていると「今の生活をよくしたい」という相談をされることがあります。


ですが、投資は今の生活を良くしてくれるものではありません。


今の生活を変えたいのであれば、転職するなり、固定費の見直しなど、即効性のあるものをやるべきです。


投資は将来のためなので、将来どうしたいのかに合わせて投資を考えていきましょう。


人は近い利益を求めやすい


人は大きな決断をする時に「現状」と「将来」を考えて決断します。


本来は目的とする遠い将来を考えて決断する時でも、人は近い将来の利益を考えてしまいがちです。


これは、現在バイアスという心理によるもので、現在の楽しみを優先して、計画していた行動を先延ばしにしてしまう心理傾向です。


例えば、夏休みの宿題を初めの方に計画を立てても、計画通りには進まず休みの終わり頃に多くこなすという経験のある人もいると思います。


ですが、それではいつまでも将来を変えることにはならず、短期的な行動の繰り返しで終わってしまいます。


将来を考えての決断ならば、その将来から見て何が1番最適なのかを考えなければなりません。


投資は将来のために行う


投資と聞くと、


「収入を増やしたい」


と言う理由の人もいますが、投資で収入はすぐには増えません。


確かに、稀に投資で成功してお金持ちになれる人もいます。


ですが、基本的に投資は将来が良くなるために資産を投じる行為です。


投資というのは、基本的に長期的に物事を考えて行動しなければいけません。


今日明日で、儲けた負けたというのはギャンブル性が強いですし、一時的な良し悪ししかありません。


投資を行うのであれば、投資の終了時にどうなっているのかを考える必要があります。


投資だけでなく仕事や趣味も、現在の行動は将来への投資となります。


会社でも設備投資や事業投資なども、今の利益を削って将来の成長にお金を使いますよね。


自己投資も将来の成長のためにお金を使います。


今のことだけを考えれば、投資をしないでその資金を守った方が、今の満足度は上がるでしょう。


将来の結果を出そう


勉強をすることで仕事や給料が増えたり、趣味により人生の幅が広がったり、行動をすることで将来の自分に投資する事になります。


しかし、どんな行動でも投資になるかというと、そうではありません。


それは将来視点ではなく現在視点のものです。


例えば、お腹が空いたからご飯を食べるなどは、現在の自分を満足させるためのもので将来の自分に影響はありません。


これは極論ですが、現在の自分を満足させることは大切ですが、そればかりを繰り返せば将来的にも何も変わらず、同じ自分や状況でいることになります。


現状に満足しているならば良いですが、理想があるならば将来の自分にどう影響するのか、将来視点で物事を決断していく必要があります。


せっかく投資をするのであれば、自己投資でも金融投資でも、将来の結果につながるかを考えましょう。


今が不満だから投資をしたいと思ったなら、だからこそ「今」ではなく「将来」が良くなる様に、長期的な視点を持って投資を行っていきましょう。












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