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五十嵐大輔

コロナ禍でのお金の増減と意識の違い

みなさま、こんにちは。DSKです。


コロナ禍で生活が制限される中、お金の不安も高まってきています。


コロナで生活が厳しくなった人もいる一方、豊かになった人もいます。


金融商品仲介業者の株式会社Fanが3月に行った調査、「コロナ禍で変わったお金と時間の使い方」を見ると、厳しくなった人と豊かになった人では、時間やお金の使い方に違いがあります。


どう言った人のお金が減り、お金が増えた人はどのような生活だったのでしょうか。


お金が減った人は食事にお金を使った


金融商品仲介業者の株式会社Fanが3月に行った調査、「コロナ禍で変わったお金と時間の使い方」によると、


コロナ禍でお金が増えた人は


増えた…3.0%

やや増えた…7.3%


で、約10%の人はお金が増えたと回答しています。


では、増えた人と増えていない人で、お金の使い道にどの様な違いがあったのか。


「増えた人」の1位は金融商品・保険、2位は貯蓄、3位は自己投資でした。


「やや増えた人」の1位は貯蓄、2位は食生活、3位は金融商品・保険でした。


一方、「変わらない」・「やや減った人」・「減った人」の1位は食生活。


2〜3位は、「変わらない人」の3位に貯蓄が入りましたが、その他は住環境や趣味(インドア)となりました。


お金が増えた人は投資や貯蓄・自己投資など、資産を作る方へお金を使ったのに対して、変わらない・減った人たちは、食事や趣味にお金を使っていた事がわかります


短期的にはあまり変わらなくても、長期になると何に使ったかによって、資産の差に明確な違いが出てきますね。


お金を増やそうとした人は増えている


では、お金が増えた人と減った人では、お金を増やすための取り組み方に、どんな違いがあるのか。


同調査の「お金を増やすために取り組んでいることはありますか?」と言う質問に対し、


投資は「増えた人」と「やや増えた人」では1位。


「変わらない」では2位


「やや減った人」と「減った人」では3位という結果になりました。


また、


「変わらない」と「減った人」の1位と、「やや減った人」の2位に『特にない』が入っています。


取り組んだ事が『何もない』人より、『投資』に取り組んだ方がお金は増えた結果になっています。


さらに、「コロナで新しく始めた事」を見ていくと


「増えた人」は、1位…『仕事環境を整える』、2位…『投資』なのに対して、


その他の人は、1〜3位が『運動や筋トレ』『趣味(インドア)』『動画やゲーム』となりました。


コロナ禍でお金が増えた人は、増やそうと意識・行動して増やしたと言えるでしょう。


当然、業種などの運もあると思いますが、同じ業種でも行動をしたかどうかは、資産の増減に影響する事が分かりました。


お金が増えた人は投資を前向きに捉えている


以上の様にお金を増やすためには、お金が増えるための行動を行うことが大切だという事が分かります。


と言っても、おそらくそれは多くの人がわかっているでしょう。


ではなぜ、それが出来る人と出来ない人がいるのか。


その原因として、お金が増える行動への印象の違いがあります。


同調査で『投資にどの様な印象を持っていますか?』という質問があります。


これに対し、「変わらない」「やや減った人」「減った人」の1位は『ギャンブルの様な怖さ』と答えています。


それに対し「やや増えた人」は『コツコツとした堅実さ』が1位の答えになり、「増えた人」に至っては『未来に対する期待感』が1位になりました。


『未来に対する期待感』と感じる人と、『ギャンブルの様な怖さ』と感じている人、どちらが積極的に動けるかは比べるまでもないでしょう。


今回の調査でお金を増やす行動をすれば、お金は増えると分かったのに、それを印象で動けないのは勿体無いです。


お金が増えなかった人は、お金を増やす行動ができる様に、お金を増やす行動についてしっかり調べる事から始めてみると良いでしょう。









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