みなさま、こんにちは。DSKです。
投資について調べていくと、「お金持ちになるには一点集中しないとなれない」という言葉を見ることがあると思います。
長期の積立では、リスクは抑えられても大きく増やすことは出来ないので、一般人がお金持ちになるには、一点集中の投資をするのが良いという考えです。
確かに投資でお金持ちになるのには一点集中は必要です。
しかし、それはある程度の土台が作れてからにするべきでしょう。
積立投資は一気に増えることはない
老後の資金を作るために投資を行う人が増えています。
投資で資産形成を行う際に有効な手段の1つとして積立投資があります。
積立投資は毎月一定額を拠出する事によって、時期をずらすことができ、また相場が上がっているときには少なく、相場が低いときには多く株を購入する事が出来るので、高掴みをするリスクを下げることができます。
また、投資信託に積立することによって、銘柄も分散できるので倒産や株価の低迷があっても、他の銘柄で補うなど資産が突然なくなるリスクも軽減することができます。
しかし積立投資は高値掴みや、資産がなくなるリスクが少ない反面、急激に増えるということもありません。
基本的には長期で少しずつ資産を増やしていくというものになります。
一点集中はハイリスクハイリターン
そう考えると「お金持ちになるためには一点集中するべき」というのは正しい様に感じます。
実際に、投資でお金持ちになった人の多くは、一点集中したものが大きく値上がりすることによって、多額の資産を作っています。
しかし、投資の基本としてリスクとリターンは比例します。
つまり大きく増える可能性があるということは、大きく減ることも考えられます。
一点集中する事によって、100万円が1年で200万円になることは可能です。
そのため、お金の少ない状態から多額の資産を作るためには一点集中は効果的です。
ただ、代償として1年で資金が0になる可能性もあります。
1年目で0になれば、まだ諦めて集中をやめるかも知れません。
数年間、一極集中をして増えたものが0になったら、悔やんでも悔やみ切れません。
しかも、それを老後の資金としても使う予定だったのなら、生活も破綻しかねません。
一点集中は土台ができてから
では一極集中を行うことは悪いのでしょうかというと、そういう訳でもありません。
投資でお金持ちになろうと思うならば、ある程度の一極集中が必要になります。
ですがそれは必要資金ではなく、無くなっても良いお金で行うことが大切です。
そして、必要資金は必要資金で固い運用で増やしておくことが必要になりまあす。
教育資金や老後資金は固い運用で土台を作っておき、余剰金で一発逆転を狙う。
これが形としては良いでしょう。
ただ、なくなっても良いお金と言っても、余剰金全てを費やすと、本当にギャンブルになってしまうので、ある程度使っても良いお金は制限をかけておいた方が良いでしょう。
投資といっても、その特徴は様々です。
投資の目的を考えて、投資の種類を選んでいきましょう。
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