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五十嵐大輔

積立投資の出金で考えたい事

みなさま、こんにちは。DSKです。


老後に向けて資産形成を行う場合、iDeCoや貯蓄型保険のように、ある期間はお金が引き出しにくいサービスがあります。


これが毎月預金に入れているだけなら、24時間いつでもATMで引き出す事ができます。


また資産形成を行うサービスでも、いつでも引き出せる商品というのも多くあります。


流動性が高ければ、万が一の時に引き出せるので安心です。


ですが、その出勤は本当に今するべきなのでしょうか。


今のままじゃない事が前提


資産形成で積立ものを説明していると


「途中で引き出しは出来るんですか?」


と聞かれる事が多くあります。


そういった質問に「なぜですか?」と聞いてみると「投資がキツくなったら辞められるのか確認したい」という回答が多いです。


確かに、本当に生活も厳しくて投資なんて言っている場合じゃない時のために確認しておくことは大事です。


ですが、「給料が下がる」「支出が増える」「臨時の出費がある」ことは、ある程度予想した上で投資金額を考えた方がいいでしょう。


その上で「大体のことがあっても、これくらいなら大丈夫」という金額から始めるべきです。


最初から「ギリギリこれくらいなら」の基準で金額設定するのは止めましょう。


運用が悪い時があるのも想定しているはず


拠出が厳しい訳ではなくても、相場によっては引き出しをしたい場合もあるかも知れません。


損益がプラスになると、利益が出ているうちに出金したくなることがあるかもしれません。


また損益がマイナスになると「ひとまず出金して、様子を見るべきかもしれない」と不安になり、出金を考えることもあるでしょう。


ですが、そもそも積立での投資は長期での運用を考えたものです。


相場が良い時も悪い時もあることは初めから分かっているはずです。


それを一時的な相場の良し悪しに反応して、何かアクションを起こすのは間違っています。


10年なら10年、20年なら20年と、最初に決めた期間は何があろうと全うする気持ちが必要です。


相場に合わせてアクションを起こしたいのなら、最初から短期投資を行えば良いですし、目的の違う長期でやるのは損失のリスクを高めるだけです。


最初の目的を忘れない様にしましょう。


継続できる準備をしよう


以上の様に、長期積立のものは目標に向けて決めたものを全うする事が大切です。


もちろん、途中で多少の修正は必要な事もあると思いますが、基本方針は変えてはいけません。


ですが「でも将来何があるか分からないし」という不安もあると思います。


その不安を改善するために必要なのが目的と計画です。


「何のために」が明確でなければ、少し困っただけで引き出しや解約を考えてしまいます。


しっかりと目的を明確にしておくことで、引き出しや解約をしたら目的が成就できなくなるので「本当に良いのか?」を自問する事ができます。


また目的が明確でも、雑な計画をしてしまうと継続は難しくなります。


どんなに目的のために決意していても、どうにもならないこともあります。


限界ギリギリの金額設定、ボーナスや残業ありきの計画、生活防衛費がない状態、固定費が高すぎる、不確定な部分を最低限で計画など。


少しでも予定と違うと継続が難しくなる様な計画はやめましょう。


不確定要素が大きすぎてうまく計画が立てられないなどの場合は、一度少なめから始めて予測が立つ様になってから追加で投資すれば良いだけです。


長期の資産形成は今だけで全てが決まるわけではありません。


長期での不確定要素も含めて、余裕を持って継続できる環境を整えていきましょう。










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