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五十嵐大輔

焦っても良いことはありません。

みなさま、こんにちは。DSKです。


今年40才になる知人から「収入のことを考えて転職しようと思う」と相談されました。


転職の目処は立っているのかと聞くと「分からないけど、今のままだと老後が不安」とのことでした。


近年、老後の不安を抱える人が増えてきましたが、だからといって焦って行動しても、逆にドツボに嵌るだけです。


焦ると急ぐは違います。


不安がある時こそ、今できることをコツコツとやっていきましょう。


老後は自己責任という圧力


老後2000万問題が騒がれるようになり、「iDeCo」や「つみたてNISA」など、"老後のカネは自分で用意してくれ”という態度を政府も明らかにしています。


最近は健康保険の割合の変更もありました。


日本の経済が良くはないことは多くの人が感じています。


政府もそれを分かっているので、様々な施策を講じてはいます。


しかし、今までの様に「これだけやってれば面倒みます」という時代ではなくなりました。


この様に、今までと流れが変わったことに、圧力を感じている人も少なくないでしょう。


ですが、圧力や不安を感じるからといって、焦って行動することは辞めておきましょう。


焦って悪化させる人が急増


自己責任の圧力が増してくると


「とにかく早くお金を増やさなきゃ」


と焦る人が増えてきます。


とりあえず転職してみたり、わけもわからず投資につぎ込んで大損失をだしたり。


却って状況を悪化させる人も急増しています。


自己責任ということで、何もしないことはよくありませんが、かといって何も準備をしないで行動するのも控えた方がいいでしょう。


人が不安を感じているときは、甘い言葉やおいしい話に飛びつきやすくなります。


しかし、世の中にはおいしい儲け話はありません。


短期で大儲けできるものには、何かしら大きなリスクも隠れています。


焦っている時ほど、冷静に考える様に意識することが大切です。


不安な時ほど今できることを


世の中には「簡単に」「誰でも」「最短で」など、誘惑の多い言葉がたくさんあります。


もちろん、世の中には効率的な方法があって、その方法の有無で成果が変わることもあります。


ですが、周りの経営者や世の中の成功者を見ると、そういった言葉につられて上手くいったという話は聞きません。


稀に「タイミングよく〇〇が上手くいったよ〜」という人もいますが、それ自体はラッキーでも、その裏には多くの努力があるものです。


人は不安になると、短期での結果を求めやすくなります。


ですが、結局はできることをコツコツやることが1番の近道です。


これは投資でもそうで、短期で大きなお金を狙うと失敗の可能性も高まりますが、小さいところからでも倹約をして、資産形成を行なっている人が最終的には強いです。


千里の道も一歩からという諺がありますが、不安が高い時ほど、焦らず一歩一歩、今できることを行っていきましょう。










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