みなさま、こんにちは。DSKです。
先日、知人と投資の話をしている時に「とりあえず長期投資しておけば大丈夫でしょ?」と言われました。
最近はネットやメディアでも長期投資が大切と言われていますし、「これだけ投資しておけば大丈夫」といった話もあります。
ですが、投資が必ず上手くいくなら「自己責任」なんて言葉生まれません。
投資を良いものにするために、ちゃんと悪いところも理解してリスクを下げる対応をしていきましょう。
「投資は勝手にお金が増える」ではない
まずはじめに「投資は勝手にお金が増える」ものではありません。
ちまたでは、投資をすれば勝手にお金が増えると思っている人もいますが、やり方を間違えるとお金は減ります。
「何をいまさら当たり前のことを?」と思うかもしれません。
ですが、そう思っている人がいるほど、投資についての誤解が蔓延しています。
お金を寝かせていれば必ずお金が増えるなら、今頃年金問題はなくなっています。
昔の銀行の様に、ただただ稼いだお金を入れておけば良いのです。
それが出来ないから今、多くの人が資産運用や投資について勉強している訳です。
長期も積立も完璧ではない
弊社でも資産形成を行うのに対して、多くの方に長期で積立の投資をお勧めしています。
「やっぱりそれで良いんじゃないか!」と思うかもしれません。
しかし決して、長期で積立が完璧なんて説明はしません。
ヒアリングした上で、一番適しているものが長期の積立という人が多いというだけです。
もちろん適していると言っても必ず上手くいくとは限りません。
長期で投資していても、いざ使おうと思った時に暴落して計画が狂うことも考えられます。
将来性があると思ったものが、思った様に上がらないことも考えられます。
予定していた積立額が支払えなくなることもあるでしょう。
そもそもの人生計画自体が狂ってしまうこともあります。
単純に「何が良い」とは言い切れないのです。
デメリットやリスクを想定してからが始まり
投資に限らずですが、メリットだけを聞きたがる人というのは一定数います。
さらにはデメリットやリスクを説明しようとしても、「〇〇なんですよね?」「大丈夫なんですよね?」と何かあった際の責任を相手に持たせようとする人もいます。
これが「これだけやっておけば必ず大丈夫」というものであれば良いでしょう。
ですが、投資はデメリットもリスクもなくすことはできません。
「こういったデメリットがある」「こういうリスクがある」ということを知って、そうなったらどうするかを考えることがとても重要です。
デメリットやリスクを知らずに、メリットだけで投資をするのは、自動車に乗っていて「自分がルールを守ってるから事故に遭わない」と思ってるくらい安易な考えです。
飛び出しや貰い事故、路面や天気など色々な要素があってリスクがあると知っているから、注意しなければいけないところが分かるし、事故に遭う確率も下がります。
同じ様に投資も様々な悪い事を知っているからこそ対処ができるのです。
そしてそれを怠った人が責任を負うことは当然です。
「投資は自己責任」
この意味を改めて考え、失敗をする確率を減らす様に行動していきましょう。
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