みなさん、こんにちは。DSKです。
資産形成を行う上で重要な考え方として「収入の範囲内で生活する」というものがあります。
資産形成を行うのだから当たり前では?と感じる人もいるかと思いますが、意外と出来ていない状態で資産形成を行っている人も多いです。
老後の資金など長期で考える際には、まずはしっかりと「収入の範囲内で生活する」というクセをつけていきましょう。
収入の範囲で生活出来ているか?
資産形成や家計管理において「収入の範囲内で生活する」ことは大切です。
そんなの当たり前に感じるかもしれませんが、実は収入の範囲内で生活をしていない人は結構います。
代表的なものはカードローンやサラ金です。
これらは本来あるお金では足りないので借金をして生活をするという形になります。
また借金ではなかったとしても、クレジットカードなどの分割払いも収入の範囲内を超えていると言えるでしょう。
これらは将来のお金を支払う契約をしています。
つまり今の収入の範囲内では補うことが出来ないということです。
もちろん住宅ローンやカーローンなど、借金をして購入することが必要な場合もあるでしょう。
ただこれらのように大きい買い物というのは、一生のうちにそう頻繁にあるわけではなく、その購入や借金の際も計画を練ることになります。
しかし日々の生活の中や、頻繁に起こりうる事で将来のお金を使う癖は直した方がいいでしょう。
将来のお金で投資はできない
資産形成を行う上で「収入の範囲内で生活する」というのがなぜ大事かと言うと、将来のお金を資産形成に回すということができないからです。
もちろん信用取引のように、お金を借りて投資をすることもできますが、これはリスクが高いので資産形成とは言えません。
資産形成は一発逆転を狙うものではなく長期間かけて余剰資金で堅実に作っていくことが必要となります。
そのため将来のお金を使うような癖がついている方は資産形成には向かないと言えます。
仮に運良く投機で大きな金額が入ったとしても、それは宝くじで高額当選した人がその後に破産しやすいと言ったことが多いように、簡単に無くなってしまいます。
将来のお金を使ってしまう人は、今あるお金は簡単にあるだけ使ってしまう傾向があるからです。
まずは「収入の範囲内で生活する」癖をつけていくことが必要でしょう。
習慣を作るのは意思ではなく仕組み
ではどのようにしてその癖を付けていけばいいのか?
それは頑張ろうという意思ではなく仕組みを作ってしまうことです。
例えば、源泉徴収など先に徴収される状態で、税金を払い忘れるサラリーマンはいないでしょう。
また本当の給料は手取りよりも多いからと、額面通りのお金を使う人も少ないはずです。
人は「頑張ってこれぐらいにしよう」というのはなかなか難しいですが、使えるのがこれしかないという状態には簡単に適応できます。
そのため習慣づくりにこの仕組みを使います。
例えば、銀行の自動振替や積立投資など
先取り貯蓄をして、残ったお金を手取りとして考えて生活することによって「収入の範囲内で生活する」という癖がつきやすくなります。
またクレジットカードの限度額を下げる、キャッシング枠をなくすなど、未来のお金を使えなくすることも大切です。
慣れるまで信頼ができる人に、お金を渡してしまうというのも1つの手かもしれません。
最近は投資が流行っていて、すぐに資産形成したいと思うかもしれませんが、途中で挫折しないためにもまずは資産形成ができる土台をしっかりと作っていきましょう。
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