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五十嵐大輔

必要なのはゴールベースアプローチ

みなさん、こんにちは。DSKです。


近年、投資の必要性が高まり、多くの人が投資を始める様になりました。


しかし、多くの人が投資をすることに意識がいきすぎて、ゴールを蔑ろにしている様に感じます。


投資をすることは将来の資産を作るための手段であって、それが目的ではありません。


投資を始めることを迷っている人もいますが、それはゴールが意識できていないからなので、そういった方はまず、ゴールベースで考えていきましょう。


投資は出口から考える


投資を始める時に「どれぐらい増えるのか」を第一に考える方がいます。


しかし、投資をするにあたって必要なのは「出口でどれぐらい必要なのか」ということです。


出口が決まっていない投資は、ゴールのないマラソンのようなものです。


ゴールが見えなければ途中で挫折することもあると思いますし、自分で決めたルールを守り通すことも難しくなるでしょう。


また目的が不明確であれば、投資自体をやめてしまうということもあるでしょう。


教育資金、住宅資金、老後の資金など、しっかりと出口はどこなのか確認した上で投資を始めていきましょう。


投資を迷ってる=まだ出口が曖昧


投資をやると決めている方に以上に、投資をしようかどうか迷っている方こそ、まずは出口を考える必要があるでしょう。


なぜかと言うと投資を迷っているということは出口がしっかりしていないからです。


例えば、その出口が定期預金で実現可能なものであれば投資をするかどうか迷うことはありません。


逆にその出口が定期預金や保険では難しい場合には、投資を行う必要があるからです。


投資をするか迷っているということは、その時点で投資をしなければできないのか、投資をしなくても出来るのかが分かっていないということです。


目的地と現在地をしっかりと確認してあげれば、あとはどの手段でいくか決めるだけです。


明日までに東京から北海道に行かないといけないのに、飛行機にするか徒歩にするかで迷わないですよね?


それと同じで、投資をするか迷っている人ほど、出口を決めて投資が必要かどうかを確認しましょう。


目的以上を求めない


投資をやる時にどうしても高い利回りに目が行く人が多いと思います。


しかし、高い利回りを求めるということはそれだけ高いリスクを受け入れるということでもあります。


利回りが高いからと安全性を無視して、より高いもの求め続けると、なにかの拍子に大きな損失に変わる可能性があります。


出口を決めたら出口に向けての投資を行うべきで、それ以上の利益を求めるということはあまりしない方がいいでしょう。


例えば、投資で教育資金を作ろうとしていて、いよいよ来月取り崩す、といった状況だったとします。


その時に、利回りを求めた結果、リーマンショックの様な暴落があったらどうしますか?


仮に資産が半分以下になってしまい、予定の大学に通わせられないなったら…。


きっと「利回りを求めず、堅い運用で作っておけば良かった」と思うことでしょう。


もちろん、なくなっても良いお金で、高い利回りに投資するというのは良いと思います。


しかし基本的に資産形成をする場合は、なくなっても良いお金ではないと思います。


それならば目標金額に届く程度で、出来る限り安全性の高いものを選んでいく必要があります。


投資を始める時は「いつ」「何のために」「いくら」作りたいのかを考え、そのゴールをベースにした計画にむけて進めていくことが重要になっていくでしょう。










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