みなさま、こんにちは。DSKです。
昨日、対面販売が原則の生保業界に保険加入の新しいあり方が登場しました。
それは「コンビニで生命保険に加入できる」というものです。
これは保険業界を揺るがすニュースです。
コンビニで生保に加入可能
昨日6/8、セブン-イレブン・ジャパンは保険大手のMS&ADインシュアランスグループホールディングスと提携し、全国約2万店で生命保険の販売を始めることを発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大で顧客と会うのが難しい現状を踏まえ、専門の24時間体制の電話相談窓口を設け、コンビニで契約を完了できるようになります。
まずは16日からがん保険の販売を開始し、2020年度に約6万人の新規契約を目指すとしています。
やり方は、店舗にあるマルチコピー機を使って手続きしレジで保険料を支払いますが、専用サイトで事前に手続きの大半を済ませておくこともできます。
これから非対面が増えていく?
現代社会ではあらゆるものがデジタル化されています。
銀行や証券口座の開設、自動車保険、不動産の契約など、一昔前は対面でしか行えなかった事もネットを利用して快適に行える様になりました。
生命保険も、ネットライフ生命の前年対比が200%近くになるなど、ネット保険の需要が高まっています。
これは技術の進歩もありますが、生まれた時にはITがあった「デジタルネイティブ」が増えてきた事も関係しているでしょう。
デジタルネイティブにとって、今やネットで調べられない情報はほとんどありません。
自分たちで比較検討ができる様になったこの時代、ネット契約は今後も増えていく事でしょう。
対面販売のメリットは諸刃の剣
お客様の相談を受けていると「ネットだとよく分からないから質問できる人が欲しい」という意見もよく聞きます。
保険は複雑な商品が多く、自分で理解するには一定のリテラシーが必要になります。
そのため、それを面倒だと思う方には対面販売で質問できることはメリットと言えるでしょう。
ただし、ここで大切なことは『対面は商品の内容理解のため』だけにすることです。
対面販売が良いという方は、営業職員に商品を決めてもらいたいと感じている人が多いです。
ですが、それでは営業の言いなりになってしまいます。
しっかりと理解、納得して選択していきましょう。
まとめ
今月16日より、生保初のコンビニ加入が始まります。
店舗複合機やネットで手続きが出来、あとはレジでお金を払うだけ。
ネット保険も増えている中、非対面の保険加入のニーズはこれからも増えていくでしょう。
ただ、非対面には一定のリテラシーが必要な問題もあります。
顧客としては対面で丁寧に説明してくれるより、『誰にでも分かって、ネットで完結する』方が需要があるのではないでしょうか。
コンビニ加入をきっかけに、根本的に保険業界が変わる機会になって欲しいと願います。
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