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五十嵐大輔

ワクチンを打ちたくない人と投資しない人の共通点

みなさま、こんにちは。DSKです。


世間ではコロナのワクチン接種率が話題になっており、早く受けたいという声が多く上がっています。


しかし一方、「自分はワクチンを受けたくない」という人も一定数いる様です。


打つか打たないかは個人の自由ですが、なぜ打ちたくないのかを考えると、投資をしたくない人と共通するところがあるなと思いました。


「ワクチン接種」と「投資」


全く違うものですが、どの様な共通点があるのでしょうか。


ネガティブな可能性に引っ張られる


「ワクチン接種」と「投資」


まったく別分野の話ですが、「リスクがある」というところでは共通点があります。


ワクチンの接種には副作用というリスクが、投資には損失というリスクがあります。


ですがワクチン接種も投資も、データで考えれば行った方が良くなる可能性が高いです。


ではなぜ拒否する人がいるのか。


それは人間に染み付いている「バイアス」という無意識の心理によるものです。


人は無意識のうちに「今のままが良い」と思ってしまったり、「損失の方が大きく感じる」という習性があります。


例えば仕事帰りに交通事故に遭ったとします。


その時、いつもと同じ道で帰っていれば「運が悪かったな」という考えになりやすいです。


ですが仮に、いつもと違う道だった場合「道を変えたから事故にあった」「いつもだったら無かったかも知れない」と考える傾向にあります。


「余計な事をしなければ良かった」と考えやすくなります。


そのため「そういった事になるかも知れないなら始めからやりたくない」といった心理が働く事になります。


損失は利益の2倍に感じる


「でも、そうならない可能性もあるからトントンじゃない?」と思う方もいると思います。


それについても、人間の心理が影響します。


人間は同じ量であれば、良かったことより悪かったことの方が大きく感じやすくなっています。


例えば、投資で1万円損をした場合、その後に2万円の利益があって、やっとトントンだと感じられるのです。


そのため何かをやるときには、よほどメリットがない限り損失の大きさに足がすくんでしまい行動することが難しくなってしまいます。


ワクチン接種も同じで、「コロナで重症化しなくなる」ために「副作用が起こる」ことの方が大きな事に感じられてしまい、恐怖が勝ってしまうのです。


さらに必要以上なメディアの煽りもあって、本来以上のリスクを伝えられている国民にとっては、副作用はとても大きなリスクに感じられるでしょう。


解決方法は事実を見る事


こういった心理が働く事によって、ワクチン接種も投資も「やった方が良いと思うけど踏み出せない」という状態になります。


頭ではやった方がいいと思ってても行動できない。


こういった心理に惑わされずに行動したい。


そうした場合にはどうすればいいのか。


そのために出来る有効な方法は「事実を見る」ことです。


人は「こうかも知れない」「ああかも知れない」と「知れない」に振り回されがちです。


ですが「〇〇です」と確信が得られれば、「かも知れない」はかなり和らぎます。


その〇〇を確信に変えるために重要なのが、データなどの客観的なデータです。


データには意思はなく、良いことも悪いことも脚色や誇張なしに事実を見ることができます。


このデータを見ることで、「かも知れない」が「〇〇だ」という確信に変わり、正確な判断ができる様になります。


現在はテレビ以外にも、Twitterやブログ、動画など様々なところで情報が飛び交っています。


「かも知れない」に惑わされて判断が鈍り、本当に損をしてしまう前に事実を見て、正しい行動をしていきましょう。











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