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通帳もATMも消えていく

五十嵐大輔

みなさま、こんにちは。DSKです。


先日、三菱UFJが大幅な店舗削減を発表しました。


将来的にどの銀行も、対面窓口の減少、通帳の廃止、ATMの撤去などが進んでいきます。


紙の通帳で、振り込みは対面の窓口という人は、損をするという時代になっていくでしょう。


紙の通帳は持ちたい人が有料で


今年に入り、みずほ銀行を始めメガバンクの無料通帳の発行を辞め話題になりました。


ペーパーレスな現代においても、日本ではまだまだ紙の通帳が良いという人は多い様です。


しかし、G7で紙の通帳を使っているのは日本くらいなもので、先進国の間では紙の通帳を発行するのは珍しくなっています。


先進国でも全く発行しないかというと、そういう訳ではありませんが、高齢者が有料のオプションで発行してもらったり、子供がお金の流れを見る勉強として利用していると言った形です。


紙の通帳廃止に対して


「スマホが使えない人はどうするんだ?」

「トラブルがあったら怖い」

「スマホを無くしたり、IDを忘れてしまったらどうするのか?」

「ネット犯罪が怖い」


といった意見もありますが、セキュリティとして考えるのであれば現物がある方が、盗難や紛失、情報漏れなどのリスクは高いでしょう。


紙の通帳で、その様なことが起こった時は「ちゃんと管理してない方が悪い」となるのに、デジタルだと自己責任ではなくなるのも不思議です。


もちろん犯罪に巻き込まれた場合は、どちらの場合でも犯罪者が悪いですが、それはどちらの場合でもリスクはあります。


現物でもデジタルでも、管理ができていない人が悪いですし、管理ができる様に時代に合わせる必要はあるでしょう。


窓口もATMも減少する


今後は窓口対応やATMも減少や廃止に向かっていくでしょう。


現状、日常的な作業で窓口でしか行えない手続きはありません。


開設や解約、金融商品の販売、融資の相談など、一生で数回しか行わない手続きばかりです。


そのために常に行員が窓口にいる。


これは人件費的にも家賃代としても大変なムダと言えるでしょう。


UFJが対面を電話対応に変えていくとのことですが、これも当然の対応です。


また銀行でのATM設置も減少していくでしょう。


実際、銀行内でのATMの設置は0になっても良いと思います。


最近はコンビニや駅などのATMで手続きができますし、そのATMですらネットで手続きすれば年に数回行くかどうかです。


それなのに、銀行でわざわざATMを設置し、家賃や警備員の人件費を支払うのは負担が大きいです。


将来的には、窓口でしか手続きできない人が、ごく僅かな窓口に並び、有償でサポート受ける事になるのでしょう。


分からない人は損をしていく


銀行は今後、預金などの経費を削減し、残った人員を資産運用や融資業務の方に割いていくと予想されます。


オンラインで手続きのできる人たちには大した問題ではありませんが、ネットや機械に弱い人たちは、余計な時間や費用が必要になってくるでしょう。


この動きは銀行に限らず、他の業界でも広まっていきます。


先日、JRはみどりの窓口を減らすことを発表しましたし、docomoはahamoの手続きを有償サポートすることにしました。


「ネットに詳しくない人を置いていくのか?」


という意見も多いですが、今の時代にネットに慣れようとしない人は置いていかれても仕方ありません。


時代についていける人は得をし、ついていけない人は損をする。


いつの時代もそうやって進んできました。


「今まではこうだった」ではなく「これからはこうだ」という意識で、損をしないための勉強や行動をしていきましょう。











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